みなさんこんにちは孤独のサイコマンです。
きょうも熱中症に気を付けなければいけないレベルの暑さでした。
コロナの感染者数も1万1000人を超えて、さらにオリンピックは日本のメダルラッシュと
日々話題に事欠かないですね。
ただ、こうしたニュースで大事なことは「自分の生活に影響があることかどうか?」
という視点で情報収集することが大事だと思います。
巷にあふれるニュースの中で自分の生活を豊かにする情報とは何なのか?それを具体的に取捨選択する方法をお伝えしたいと思います。
①このニュースが自分の生活にどんな影響を与えるのかを考える
今はメディアが多岐にわたり、テレビ・新聞・ネットなど日々数十万件のニュースが席巻します。
ニュースは大きいカテゴリーで言えば政治・経済・社会・地方・スポーツ・文化芸能・国際などに分けることができると思います。
しかし、これらのニュースを日々すべて網羅することは至難の技でしょう。
どのニュースを優先的み見れば、自分の生活の質を向上させることができるのか?
ということを考えながら日々ニュースを見なければいけません。
一つの読み方としては「自分の生活にどんな影響が出るのか?」という視点がとっても大事です。
一番わかりやすい例でいえば、災害の情報でしょう。最近は日本も温暖化の影響とみられるゲリラ豪雨や台風などの被害が年々深刻になっています。
災害は自分の身を脅かす重大な情報です。例えば、雨ならば、気象庁が出す大雨警報や土砂災害警戒情報、避難指示、避難勧告などは自分が住むエリアにもし出たならば即座に避難をしなければいけないことになります。
ニュースが自分の行動を決めるというまさに最も影響が大きいケースだと思います。
そのほか、もしご自身が株式投資をやっているならば、日経平均株価などは毎日見るでしょうし、就職活動を控えている大学生ならば、就活関連の情報を掲載しているニュースにはアンテナ高く見ることがあるでしょう。
このように、ご自身の所在地や年齢や境遇や今の立場、関心事によって、自然とみているニュースが絞られているということがあります。
意識高く能動的に行動される方はより、多くの情報に接しようとすると思います。職業別で言えば金融業界の方ならば日経新聞の金融面を毎日見るでしょうし、不動産業ならば、専門誌を見るでしょうし、職業によっても見に行くニュースは異なると思います。
このように見てくると、自分の職業においても、どのニュースを見に行くかは影響を大きく受けることになります。
では、あまりなじみのない政治はどうなのか?
政治というのは法律を作成し施行する政治家の動きを追うものが多いので、かなり生活には深く根差しているものかと思います。消費税を上げるのも政治で決まりますし、自衛隊の派遣なども政治で決まります。一方でこれだけ世の中を脅かして言うコロナの対策でも政治家によって緊急事態宣言などが発令されますが、一方で生活保障についても政治の力で大きく金額が変わってきます。
資本主義経済ではありますが、セーフティーネットの策定や富の再分配(税金)など弱者と強者があまりにもはっきりしないように、バランスを保つのも政治の仕事だということになります。
ただ、こうした有事の際は政治ニュースはよく見ることになりますが、平和なときは政治はそこまで表立ってきませんから、どちらかというと、文化芸能・スポーツなどの娯楽ニュースを多くみることになると思います。
世の中と自分の生活をつなげる役割を果たすのもニュースだと思います。その人々の立場によってえらばれるニュースも違いますから、自分が置かれている状況を好転させるようなニュースが何なのかを常に考えて追っていくことが大事かと思います。
②「心の視力」を上げる手段としてニュースは重要
突然ですが、みなさんは視力はいくつですか?私は昔は0.1以下でしたが、レーシックをしてからは大体1.2くらいです。(最初は2.0まで上がりましたがさすがに下がってきました・・・)
なぜ視力の話をするかというと、ニュースを見ることは「心の視力」を上げることだと思っているからです。
心の視力とは自分が見えている世界とその背後にある意味付けや背景などを読み解く心の視力というものです。
例えば、人間は建て前と本音というものがありますが、普通の視力に頼っていては、表向きの表情や言動だけで、相手を判断し、結果的にまったく相手の心理を読み解けず、仕事でもプライベートでもうまくいかないことが多いと思います。
人間というのは本当に厄介な生き物で、本音と建て前が全員にあって、その行動は2つにわかれて動いていきますので、学生や新社会人はその2つの動きが理解できず苦労することになります。
こうしたときに重要なのは、多くのニュースを見て、世の中の動きを見ておくことで、ニュースは人間の集合体の結果としての話題なので、結果的に、本音と建て前というものが何なのかが見えてくるようになります。
いってしまうとニュースを通じて人間の心理をよく読み解けるようになるということです。
政治も経済も社会も文化芸能もスポーツもすべて人間の行動を分野に分けているだけですので、
なぜこういう動きをこのタイミングでするのか、なぜこの人はこういう事件を起こしたのか?
なぜこの人はいつも調子よく結果を出せるのか?など人間の性質について考えるくせがついてくると思います。
そうすると、普段の見えている世界とはまた違った異なる心の視力が上がり始め、仕事においてもプライベートにおいても、一回り二回り成長した物言いや態度が示せるようになります。
人間は些細な物言いや態度によって「この人はできる」「この人はあなどれない」「こいつは簡単に騙せるな」など判断されてしまいます。そういうタフなやり取りが日々、どこにいっても行われるのが社会ですので、自己防衛する上でもニュースをよく見て考えるくせをつけて心の視力を上げることが重要です。
読み方としては、何か事象そ説明したときに、5W1Hを常に意識することだと思います。
いつ、だれが、どこで、何を、どうした、なぜですが、常にこれを考えながらニュースを読むと、頭が整理されるのと思考が磨かれるため、普段の生活においても深いものの見方などができるようになると思います。
また、新聞などでは年配の記者などが論説を書いていますが、これを鵜呑みにせず、違う見方を常に持つことが大事です。一方的な主観が入っていることがほとんどですので、「この記者はこういっているけど、自分はこういう理由でそうは思わない」などと反対の見方を常にすると、アイデアや発想力などが磨かれて、会社での企画力やディベート力、プレゼン力などの向上につながると思います。
③貧富の差にもつながる可能性があります
最後はニュースを見ると「貧富の格差にもつながる」ということです。
例えば、ニュースを全く見ないで、社会で生活するのは裸でジャングルを散歩しているのと同じです。
世の中は資本主義ですが、民主主義でもあり、一人ひとりの民意が反映される反面、知識や経験がものをいう世界でもあり、親元から離れたら一人ひとりの責任で残酷なほどに力関係ができてしまう一面もあります。数十億円の富豪もいれば、生活保護受給者もいるのですが、みんな高校までは同じ学生で同じ授業を受けているはずなのに、これほど社会人になって生活力に差が出るのは、大きくは商才であったり、一つの特殊能力があったり、学歴など複数の要因がありますが、
一つはニュースをしっかり読んで日々の世の中の動向を常にキャッチしているかどうかにもあります。こういう姿勢を持っていれば、視界は大変クリアで、世の中の制度や仕組みをしっている人間と何にも知らない人間が戦ってどちらが富を得るかと言えば間違いなく前者ですよね・
ですから、勉強をするというのは日々そういった情報を取捨選択して、自分の有利に働く情報をしっかりキャッチできる能力を磨くことでもあります。
世の中の99%はそんな芸能人やスポーツ選手などの特殊能力を持っているわけではないので、
こうした地道な情報収集の作業が結果的に大きな差となって貧富の差にもつながっていきます。
現実的にもちろん、もともと富裕層であったり貧困層であるというもはやどうしようもない差というのもありますが、それでも逆転できる要素は一人ひとりの努力でいくらでもあるということです。
その一つの大きな要素がこうしたニュースを日々しっかり追える力をもっているかどうかにあります。それ以外でいえば、そのニュースで得た情報を取捨選択を素早くして、自分の人生が有利に働くものごとをキャッチしたらそこに向かって働きかける行動力や発想力なども必須です。
受け身で生きている人間は搾取されるだけですので、ぜひ積極的に情報を取りに行って、そのうえでその情報が自分にとって有益に働くのか?どういう活かし方をすればいいのか
という考え方をすることが大事です。ニュースは生ものなので、明日同じ感覚でいられる保証はなく、できれば、ピンときた情報はメモをしていおくことをお勧めします。
そうすれば、翌日振り返っても、「こういう活かし方ができるかもしれない」ということで熟成させていくことができます。
ニュースなんて見たって仕方ないと大方の人は思っていると思います。
確かに自分の仕事と関係ない業界のニュースを呼んでも意味がないと思うかもしれませんが、世の中の事象は基本的にすべてつながっているので、無駄なニュースはありません。自分の生活において、より影響力が強そうなニュースを優先的に見ていく感覚を身に着けることが大事だと思います。
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