みんなのネオキャリア論(148)ストック収入とフロー収入について知ろう | 損切り君がいく

みんなのネオキャリア論(148)ストック収入とフロー収入について知ろう

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みなさんこんにちは孤独のサイコマンです。

きょうは私の幼少の経験から学んだストック収入とフロー収入ついてお話していきたいと思います。

最近早期リタイヤをめざす若者が多くなってきているようですが、この考え方を知らないと達成するのは難しいのではないかと思まいます。

①ストック収入とは何か

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ストック収入とは、何かしらの対価を支払うことで得られるものではない収入です。

代表的なストック収入としては不動産賃貸業の家賃収入や株式投資の配当金などがそれにあたるのではないでしょうか。

さらにいうと、ブログやユーチューブも数を積み上げていくことで、一つ一つのコンテンツが広告収入を生み出すことができるようになれば、ストック収入が完成することになると思います。

最近はやりのオンラインサロンや、amazonプライムなどに代表されるサブスクリプション(月額課金制度)などのビジネスについてもストック収入になると思います。

このように、企業も個人も今はフロー収入と同時にストック収入をいかに増やせるかが重要になってきているのだと思います。

以前はフロー収入はフロー収入に特化したビジネスモデルがメーンだったと思いますが、

最近ではそういったことに加えて、ストック収入を増やすためのビジネスモデルの構築を急ぐ企業が増えていると思います。

金持ち父さん貧乏父さんでいえば、右側のカテゴリーである

ビジネスオーナーとインベスターということになります。

ストック収入はまさに仕組みを作り上げてそれに人とモノとカネを投資して

お金を生み出す仕組みを作り上げることになります。

小さいところでいうとYouTubeやブログなどがそれに当たらうと思います。

ストック収入がよいところはなんといっても安定的に継続的にお金を得ることができる点だと思います。逆に爆発的に利益を上げたりすることは難しいですが、日本人の視点からすると、このストック収入のほうがあっているような気もします。

②フロー収入

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フロー収入とは何か対価を払ってお金を得る手法です。

サラリーマンでしたら、時間と労働力を売って賃金を得ています。

転売ビジネスなどもフロー収入です。車や電化製品などの商品を販売して収益を上げるのも

フロー収入です。

コンビニやスーパー、薬局なども最も身近にあるフロー収入の代表例だと思います。

フロー収入のいいところは、ヒット商品を生み出せば爆発的に収益を生み出すことができることです。

ただ、一過性の面があるため、まったく売れない商品を開発し続けても、赤字が膨らむだけで、

商売としては厳しくなっていくというデメリットもあります。

刹那的な感じがとってもします。

我々サラリーマンも時間と労働力を売って賃金を得ています。

私も基本的には1日8時間労働で毎月給料をもらっていますが、安定している反面、

自由さは全くありません。その部分で我慢できず独立したり、フリーになったりする人が

いると思います。フリーになれば、顧客も選べますし、仕事仲間も選べる反面、すべて自分の責任になってくるので、赤字垂れ流し続けても、だれにも文句はいえないということです。

生殺与奪を自分自身に与えるか、他人に与えるかという違いでしょうか。。

どっちもどっちですが、自分んの能力によほど自信あるなら独立もいいかもしれませんね。

いずれにせよ金持ち父さん、貧乏父さんでいうところの4つのクワドラントでいえば、

EMPLOYEE(従業員)、SELFEMPLOYED (自営業)の左側の区分になるということ

フロー収入で生計を立てる人々・・ということになりますよね。

③両親は自営業だった

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きょうはなぜこの話をするかというと、実際私の両親が自営業者で「セルフエンプロイー」だったのです。

両親が自営業者でよいところは子供にとってはいつも一緒にいられるということと、

仕事も手伝えるということがあります。

私の実家は別荘地に家具を届ける仕事でしたが、子供のころは非常に楽しく別荘地を回りました。

今考えるとものすごく贅沢な幼少期だったと思います。

一方で、ある日、父親が道で足を滑らせて転倒して骨折してしまいしばらく入院するという事態がありました。

その時は母親と子供たちで、手伝いながら、その仕事を続けましたが、やはり大人の男1人の手が減った分、仕事をこなせる量は減り、収入は落ちていたのではないか・・・と振り返ったら思います。

そうなんです。サラリーマンにしてもセルフエンプロイーにしても、事故や病気になってしまったとたんに収入が途絶えるというリスクが顕在化してきます。

これは実際、実家の仕事に限ったことではなく、私自身も20年間サラリーマンをしてきましたが、

去年初めて体調を崩して5か月くらい会社を休みました。

それまで一度も休んだことがないので、安定的に収入が得られてきましたが、この5か月は皆さんご存じの通り、有給休暇を消化しつくしたら、傷病欠勤扱いとなり、給料は激減します。さらに1年や2年休み続けたら、おそらく強制的に退職ということになると思います。

このように、フロー収入というのは自分の体一つで生み出すために、ダメになってしまったら、

収入が途絶えてしまうリスクが一番の問題だと思います

それでしたら、個人的には年金や生活保護のほうが安定的な収入になると思います。プライドなど捨てればまさに、人間関係やわずらわしさからも解放されて、自由に何もせずに生きていくということになるでしょう。

一方で、それは簡単なことではありませんから、まずはよく言われているのはフロー収入である程度お金をためて、そこから、ストック収入を作り上げるためにシステムを自分なりに作り上げることが大事だと思います。

株式投資でも高配当株投資がそれにあたりますし、不動産投資でも家賃収入を得るための事業経営がそれにあたるでしょう。

ただ、自動的にお金が入ってくるというのは安心感がありますが、

私は6月に株式の配当で20万円くらい入ってきましたが、正直言って実感がまったくなく、

労働の喜びというものがないなあと思いました。

やはり、人間は人間とかかわって泥臭く何かを成し遂げることが一番生きている実感がわくのではないかと思います。

いくらストック収入で何億円も稼いでいる人がいても、本当に充実しているかはわかりません。

本当に分かり合える仲間たちと何かを達成するためにがむしゃらに仕事をしたい。

みんな本当はそういう思いに駆られているのではないか?そのがむしゃらに仕事をするための

保険としてのストック収入が必要なのではないか
そんな風に感じています。

また、このストック収入とフロー収入の話は定期的にお話していきたいと思います。

ありがとうございました。

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