みんなのネオキャリア論(150)河村市長の金メダルかみつき事件に思う | 損切り君がいく

みんなのネオキャリア論(150)河村市長の金メダルかみつき事件に思う

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みなさんこんには孤独のサイコマンです。

東京オリンピックが過去最多のメダル数となる良いニュースがありましたが、

その一方で悪いニュースもオンパレードでした。

きょうも全国各地で35度を超える箇所が続出するなど危険な暑さとなる一方で、

新型コロナウイルスは東京は感染者が5000人を初めて超えました。

一方で台風10号が関東に接近する模様で、災害大国日本の季節がまたやってきます。

そんな中、きょうは気になるニュースが一つありましたので、

紹介します。

河村たかし名古屋市長が4日に東京五輪ソフトボール日本代表の後藤希友選手の表敬訪問を受けた際、金メダルにかみついた件で、SNSで批判の声が相次いだのです。

言語道断の行為ですが、なぜ河村市長はメダルをかんだのか
そのあたり、河村市長の経歴と過去の素行を振り返りながら、検証したいと

思います。

①河村市長とは何者なのか?

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河村たかし市長とはそもそもどんな経歴なのでしょうか。

1948年11月3日生まれの72歳。出身は名古屋市だということです。

大学は一橋大学商学部で、卒業後はしばらく家業を務めていたようですが、

仕事が古紙回収業・卸売り業であり、古紙回収業者の弱い立場にあることについて不満があったのか、権力を持つ検察官を志すようになったようです。

公式ホームページには「中小企業の辛酸を体験」と書いてあります。

しかし、司法試験を何度受けても受からず、政治家への道を志すようになったようです。

衆議院議員を5期つとめたあと、名古屋市長を4期目に入っています。

②河村市長のパフォーマンス=自己顕示欲

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河村市長で有名なのは歯に衣着せぬ名古屋弁でのものいいとパフォーマンスでしょう。

今年4月の名古屋市長選でも当選を決めた際は、支援者からバケツに入った水をかけられる恒例のパフォーマンスを行っています。

河村市長はこうした言動やパフォーマンスで人気を集めてきた人物でもあります。

今回もおそらく、いつものパフォーマンスの一環だと本人は思っているのでしょうが、あまりにも想像力が欠如したものでした。

金メダルは下手したら選手にとって命より大事なものかもしれません。

その選手が人生の大半を練習に割いて命をかけてプレーしてきたか、その成果としての結晶を72歳の対して面識もないでしょう脂ぎったおじいちゃんにかみつかれたら、あっけにとられるのと下手したら、泣きだすほどの衝撃だったと思います。

河村市長はおそらく「これが自分なりの愛情表現だ」みたなことを言っているようですが、ただの顕示欲の塊にすぎないと思います。

普通の政治家が同じことをやるとは思えません。今日本中にいる政治家で同じような状況で金メダルをかみつく行為をする可能性がある人物をリサーチしてみましたが、見つかりません。

本人はあまりにも批判殺到にあわてて謝罪行脚になっていますが、時すでに遅しです。

支持率も今後思いっきり下がるでしょうし、5期目はないでしょう。

③後藤選手を甘くみているのではないか

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そもそも、表敬訪問させるということ自体古き悪しき慣習ですし、だれが企画したのか知りませんが、わざわざ別に会いたくもない市長に渋々あわされたあげく、大事なメダルをだ液まみれにされた後藤選手の胸中は想像を絶するほどでしょう。

後藤選手はチーム最年少の20歳で、女性です。もちろんこれは想像の範疇ですが、こうした年齢や女性だることから、河村市長が相手を甘く見て、こうした行為に出たのならばますます言語道断です。

例えば、レスリングの男子のメダリストや柔道のメダリストでも同じことをしたかどうか。

自身が市長という権力者であることから、相手がまだ20歳の若き女性であることからもしこうした行為に出たならば、セクハラやパワハラに該当しますし、こうした行為はトヨタなどは即刻抗議するべきです(抗議はそのあとしたようです)

河村市長本人がなぜこのような行為をしたかはまだ明らかになりませんが、少なくても、一度ちゃんと面と向かって、後藤選手本人にきちっと謝罪するのが筋でしょう。

力を持つ、自治体のトップが、一市民に対して、このような行為をはたらいて、何事もなくそのまま市政の長を継続するなんていうことは名古屋市民も許さないでしょう。

中には「騒ぎすぎだよ。パフォーマンスパフォーマンス」と思っている人もいるかもしれませんが、間違いなく人権侵害の行為であり、想像力が著しく欠如した行政の長の恐るべき行為だということを認識しなければいけないと思います。(了)

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