みんなのネオキャリア論（156）「もう辛すぎてダメだ」と思った時に使える思考法

みなさんこんにちは孤独のサイコマンです。

きょうも九州は大雨が続いています。コロナは感染者数が増加する一方で、雇止めされる方も相次いでいます。学生のみなさんも就職活動自体が難しく、一部の錬金術師以外のみなさんは日々本当に厳しい日常を送っていることだと思います。

私自身も会社に行ってもコロナでピリピリしていますし、コロナにそもそも感染するリスクがある中で仕事をするのは相当なストレスです。

将来を相談できる仲間にも会えず、帰郷もままなりません。勤め先もどうなるかわからず、悶々とした日々をただ過ごしているのが実情です。

思い返してみると過去色々つらいことがありましたが、そのたびにどういう思考法で乗り切ってきたかを整理しました。

もし今、どうにも乗り越えられないほどつらい日々を過ごしている方はぜひ今回の私の思考法を参考にしていただければ幸いです。

①反応をしない

振り返ると「反応をしない」という行為はかなり効果的だったなあと思います。

これはパワハラ・いじめ対策にも効果的です。

私は中学時代に最初にいじめにあい、名字にバカを付ける方法でひたすら呼ばれていましたが、

これがなぜ続いたかというと、私が言われるたびに反応をしていたからです。

相手は犬も動物もそうですが、反応について喜びを感じます。無反応の彼女とは付き合いたくないでしょうし、仕事もまったく反応しない人間と仕事していても、おかしくなるでしょう。家族でもそうです。反応しない親、子供、同僚、友人、恋人・・すべて自分に置き換えると、生きている実感すらわからなくなるくらい、人間は反応によって生きています。

ですから、その感覚を逆手にとり、反応をしなくなるだけで、相手は自分に関心を持てなくなり、

別のターゲットを探します。

もちろん、大事な人にはきちんと反応しましょう。人生は人間関係とお金と健康と３大不安がありますが、このうちの人間関係を攻略する上で大変重要な事がこの「反応しない」という方法です。

やり方はとても簡単です。挑発的なことや、いじわるなこと、頭にくることを言われても一切無反応でいます。そうすると相手は自分の感覚がおかしくなり、自分を保つためにあなたから距離をとるようになります。

私も中学高校でいじめにあい、人生かなり苦労しました。大学ではそれほどではなかったですが、トラウマを抱えて、人見知りが激しくなりました。社会人になってからは上司のパワハラに２人連続で遭遇し、いちいち相手に反応していたため、疲れる上にパワハラをくらうという悪循環に陥り続けました。

ある日から、相手にしないことを徹底してきました。それから、どんなに嫌な奴でも、飲み会にいっても仕事でもバーベキューでも、大体身振り手振り雰囲気で「こいつは合わない。ヤバい奴だ」というのはわかりますので、相手にしないようにしていました。声かけられても適当に相槌して、無視していました。そうすると大体近寄ってきません。

一方で、騒音を出し続けたり、独り言いっているような異常者がたまにいます。こういう人間を普通に無視すると殴られたり最悪さされたりするので、うまくかわす方法を選んでください。ある程度反応はしつつ、少しずつ離れることが肝要です。

なぜかというとこういう人間は刺激をしてはいけないからです。反応しない対象は社会としても家族がいたり、給料もらって普通のあくまでも人間であって、社会からいなくなってもいいと思っているような追いつめられている人間は別です。事件を起こしている奴は大体こういいうタイプですが、

とにかく絶対刺激をしないようにうまくスルーすることを覚えてください。

②期待をしない

期待をするのもダメです。これは、相手にも自分にもです。

相手はこれくらいやってくれるだろう。とか自分はこれくらいできるというのは反動が大きくなり、

疲労の原因となります。

期待というのは将来に対して思いをはせていることになりますが、これがエネルギーを食います。

大事なのは今この瞬間の作業に全集中することです。仕事でも遊びでも休憩でも全集中です。

その時に、将来に思いをはせてもしょうがありません。相手に期待をしている典型的な例が評価制度ですが、これも上司に評価を期待しても絶対に期待通りの評価はつけてくれません。

私はとにかく年上の男性が好きではないので、プライドだけ高く、理屈っぽく、無能な人間だらけで、まったく尊敬できないので、態度もそのように出てしまっていると思いますから、評価も相手は絶対に高くつけません。よって給料が上がらず、こいつだけは許さんといつも思っていますが、

自戒を込めていうと、期待をするからそういう感情になってしまいます。期待をしなければ、そういう感情は捨てられますし、別にその人間が何を言おうが、何をほざこうが、どういう行動をとろうが、まったく関心を持たずに生きることができます。

逆に、よくうつ病になってしまう人も、相手に期待しすぎているか、自分に期待しすぎているかのどちらかです。うまく仕事がいかないとか相手が自分のオーダーをきちんと受けてくれないとか、仕事をどんどんふってくるとか、仕事を押し付けられるとか、人間関係がうざいとか、パワハラ上司がいるとか・・・これは相手と自分に期待をしているから起きる感情です。

そういう感情は即刻すてましょう。うつ病にもなりませんし、自分の意見もいえるようになります。

うつ病になりやすい人は相手や自分のイメージ通りの行動を期待しすぎているから意思決定をしずらくなります。人間はみな嫌な人間しかいません。みんな自分のことだけ考えています。男性はきれいな女と付き合いたい、うまい飯がくいたい、高い給料が欲しい、漫画読みたいとしか思っていません。女性は金のある男と付き合って周りからうらやましがられたい、子供を産んで育てる間きちんと養ってくれる財力がありなおかつ暴力とか振るわない精神が安定しており、なおかつ見栄えが良く周囲から羨望される子供と旦那と余裕のある暮らしをしたいとしか思っていません。

こう考えればいいのです。みんなそりゃ、表向きはネコナデ声出していい事いって「あなたのことを思ってやっているんです」みたいなことを平気な顔でいってきますが、全部嘘ですよ。

自分のメリットがあることを最優先に考えて行動するのは当たり前です。「そんなの嫌だ。人間として失格」と思っているうちはまだ、うつ病から抜け出せません。人間は残酷な生き物です。戦争の過去を思い出してください。絶対に許してはいけません。誰も自分のケツを他人にふいてもらう人はいません。何があっても最後は自分のケツは自分でふくことになります。だから、他人を信じてはいけません。絶対にです。家族ですら殺しあう時代にいかに自分を守るかをよく考えてください。

③筋トレとランニングをする

最後は筋トレとランニングです。

運動はメンタルを安定させる重要な要素です。（一番大事なのは睡眠です）

とくに私はランナーです。毎日ひたすら２０キロくらい走っていたこともありました。

とっても気分がいいのです。走ると悩みもすべて消え失せて活力が生まれます。これがいいのです。

汗をかくという行為自体がデトックスにもなりますし、開放的な気分になりますが、それ以上に健康にもいいと思います。

また、加えて筋トレが重要です。体を大きくする行為は自分への自信にもつながりますし、なにより、自分の体が大きくなれば相手を威嚇することができます。

大体悪そうな人は筋トレしています。相手を威嚇するためです。動物としての本能がそうさせているのです。男性諸君はみな筋トレを必須科目にしたほうがいいです。

これだけ筋トレがブームになっているのはそういう「個人」として生きていかなければいけない世界に入ってきており、個人個人が他人に食い物にされないためにどうすれば生き残れるのかと本気で考える人が増えたからだと思います。

そうすると、筋トレや自己啓発のための勉強などがはやっている理由はわかると思います。

いくら資産があっても株式や不動産価値が亡くなれば、無一文ですし、現金はインフレによって価値がなくなる時代です。

そうすると、いくらでも価値を拡大できる自分という資本に磨きをかけることが最も効率が良く資本を増やせる方法だと思います。

これから、自分を鍛えるしかありません。周囲に気を使っている場合ではありません。協調性などいりません。言われたら言い返す。やられたらやり返す。一億倍に返してください。

いまは戦国時代です。切られたら切り返す心構えがなければ確実につぶされます。みなさん、特に若い人たちは心得てください。安全安全な家庭をめざしたいなら自分が強くなるしかありません。他人に頼っていては確実にゲームオーバーです。自分で自分で自分で行動してください（了）