みんなのネオキャリア論(167)社畜のキャリコン養成講座① | 損切り君がいく

みんなのネオキャリア論(167)社畜のキャリコン養成講座①

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みなさんこんにちは孤独のサイコマンです。

きょうはキャリアコンサルタントになる際に学ぶキャリアに関する理論について

お話をしていきます。

キャリアコンサルタントとは国家資格であり、学生から老人まで人生100年時代を見据えた

キャリアについて色々な相談にのるプロフェッショナルです。

現在国はキャリアコンサルタントを民間企業やハローワークで活用しようと考えており、

今後キャリアコンサルタントの需要を増えていくことが見込まれています。

また学習する範囲も広く、社会保険労務士、コーチング、臨床心理士、ファイナンシャルプランナーなど様々な資格とミックスすることで、独立する道も模索できると思います。

本日は、キャリアコンサルタントについてどんな試験問題が出るか簡単にご説明いたします。

①試験の概要は

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試験範囲は以下の通りです

科目1:キャリアコンサルティングの社会的意義

科目2:キャリアコンサルティングを行うために必要な知識

科目3:キャリアコンサルティングを行うために必要な技能

科目4:キャリアコンサルタントの倫理と行動

以上ですが、私も今年、10月にキャリアコンサルタント試験を受ける予定ですので、

同様に今後、キャリコンサルタント試験を考えている方に受験のポイントなどを随時お伝えしていきます。

養成講座は大体3か月で朝9時から午後5時までみっちり受講させられます。

それが10回あり、8回参加すれば受験資格を与えられます。大体どこの養成講座も30万円以上はしますので、かなり負担が大きいですが、国の給付金の制度を使えば最大70%返金されますので、

ぜひ受けてみてください。

これからの時代は一つの会社にずっと働く年功序列・定年退職といった時代ではなくなり、

複数の会社に転職したり、副業をしたり、起業したりと自分でどんどん動いていかないと生き残れない複雑な時代になります。

そんな時代だからこそ、キャリアコンサルタントの資格は今後、貴重になると思いますし、いまはまだ「金にならない国家資格トップ10」に何度も出てくるわ、毎年、高いかねを払って資格更新の講習を受けないといけないため、「本当に意味あるのか」といわれる資格でありますが、

「今なんとなんく先が見えず不安だ」と考えている方はぜひチャレンジしてみてください。

試験の概要は学科と実技(論述と面接)にわかれています。

学科は50問で、四問から1つ選択するセンター試験みたいなイメージです。100分で7割とったら合格です。論述は事例をもとに回答しますが制限時間は50分、面接試験は15分の面談と、5分間の口頭試問があり、それぞれあわせて150点中90点で合格です。受験料は学科が8900円で実技が29900円です。(高いですね)

試験実施機関が2つあるため要注意です。一つ目がキャリアコンサルティング協議会でもう一つが日本キャリア開発協会です。なぜ2つあるか意味不明ですが、とにかく自分が受けた養成講座から「こちらを受験するように」と言われるのでそれに従えば大丈夫です。

②試験の内容は

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試験の内容は学科がなかなか出題範囲が広くてやっかいです。

突き詰めると、人物と理論をひたすら覚えるのと、法制度などをひたすら覚えることにわかれます。

人物でいえば、出てくる可能性が高い人を羅列すると

スーパー、ホランド、サビカス、ジェラット、クランボルツ、シャイン、シュロスバーグ、ハンセン、バンデューラ、ピーヴィー、ヒルトン、エリクソン、レビンソン、ブリッジス、ロー、ギンズバーグ、ハヴィガースト、ブロンフェブレナー、フォンドラセック、ニコルソン、アイヴィ、國分康孝、フロイト、アドラー、ユング、バーン、ロジャーズ、エリス、ベック、ヲルピ、スキナー、森田正馬、グラッサー、パールズ、ソーンダイク、モレノ、レヴィン・・・など数えきれないほどいます。。。

しかも、それぞれの理論が結構抽象的かつ哲学的で世界史が得意だった私もまったく頭に入ってきません。。これでかなりみな苦戦します。

この人物以外については

職業能力開発(リカレント教育など)=個人の仕事人として能力をどう開発していくか

企業のキャリア形成支援について=企業が社員のキャリアをどう支援するのか

労働市場について=マクロ的視点でみた労働市場について様々なデータ

労働政策と労働関係法令と社会保障制度=ひたすら法令と制度を覚える・・・

学校教育制度とキャリア教育=小中高などの学校教育とキャリ教育について

メンタルヘルスについて=いま増えているうつ病などメンタルヘルスについて

中高年の発達課題=中高年のみなさんは悩んでいるのでそれについての理論など

人生の転機について=転職などいろいろな転機について・・

個人の多様な特性の知識について=若者やニートといった様々な立場の人たちについて

キャリアコンサルティングの技能=実際面談するときのテクニック

グループアプローチの技能=1対1ではなく集団での技法とは

キャリアコンサルタントの倫理と行動=キャリアコンサルタントの指針です

など広範囲にわたって出題がされます。

それぞれ細かくやっているときりがないので、全体の概念としてコンサルタントをやるうえで

実践としてどう知識が役に立つのかをイメージしながら勉強するといいと思います。

そうしないと無味乾燥すぎて、まったく覚えられません。

しかもキャリコンサルタントを受ける方々は想像するに、たとえば、本業がうまくいっておらず、副業をはじめたい人や、子供を産んで、本職に戻るうえで、武器を身に着けたい女性、人事部である程度役職がついて、よりレベルをあげるために受ける人・・・など年齢的には30代後半からの人が多い気がしますので、記憶力も低下していると思われますので、

結構意義付けをしっかりとらえて勉強しないと絶対厳しいです。

今後、このブログではそれぞれどんな考えで私が勉強しているかをテーマごとに説明していきます。なるべくわかりやすく実践にあわせて、考えていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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