みなさんこんには孤独のサイコマンです。きょうも社畜のキャリコン養成講座いってみたいと思います。
かくいう私も社畜でキャリコン試験を受けるのですが、突き詰めていくと
①理論家②法令③アセスメントツールの3つに集約できると思います。
理論は突き詰めると「敵を知り己を知る」とはを考える人たちで、人間というどうしようもない欲望の動物をコントロールするよりどころ、そして最後のアセスメントツールは「敵を知り己を知る」道具といったところでしょうか。
それぞれ勝手にたくさん出そうな人と法令とツールを選んで紹介していきたいと思います。今回は頻出の理論家をざっと適当に並べました。過去出題された人物はほぼ網羅されていると思います。
①理論家のみなさん
まずは理論家のみなさんを簡単に主張していることとキーワードでお話していきます。
一覧表で見やすいかなと思いばーーと列挙しただけです。
①スーパー:職業的適合性(能力とパーソナリティー)ライフステージ(①成長②探索③確立④維持⑤解放)ライフキャリアレインボー=ライフステージ+ライフロール(子供学習する人余暇人市民労働者家庭人)
②シャイン:外的キャリア(キャリアコーン)内的キャリア、キャリアアンカー(専門・職種別コンピテンス②全般管理コンピテンス③自律・独立④保障・安定⑤起業家的創造性⑥奉仕・社会献身⑦純粋な挑戦⑧生活様式、キャリアサイクル=生物学的・社会的+家族関係+仕事・キャリア、9つのキャリアサイクル(①成長空想探求②仕事の世界へのエントリー③基本訓練④キャリア初期⑤キャリア中期⑥キャリア中期の危機⑦キャリア後期⑧衰えおよび離脱⑨引退)、キャリアサバイバル、
③シュロスバーグ:トランジション(転機)=①予測していた②予測していなかった③期待していたものが起きなかった、転機への対処方法=状況、自己、支援、戦略(4S)
④ホランド:個人の性格特性=現実、研究、芸術、社会、企業、慣習の6つに類型
環境=現実、研究、芸術、社会、企業、慣習
⑤エリクソン:アイデンティティ、漸成的発達理論→乳児期(信頼対不信)、幼児前期(自律性対恥、幼児後期(自発性対罪悪感)、学童期(勤勉性対劣等感)、青年期(同一性対同一性拡散)、成人前期(親密性対孤立)、成人期(世代性対停滞性)、老年期(統合性対絶望)
⑥サビカス:キャリア構築理論=職業パーソナリティー+キャリアアダプタビリティ(関心統制好奇心自信)+ライフテーマ、キャリア構築インタビュー(ロールモデル、お気に入りの雑誌やテレビ番組、お気に入りの本、モットー、幼少期の記憶)、
⑦ロジャーズ:来談者中心療法(自己一致、肯定、共感)、19の命題、ベーシックエンカウンターグループ=フリートーク中心でファシリテーターがいる。
⑧クランボルツ:プランドハップンスセオリー=計画された偶発性理論、偶然をキャリアに活かすスキル=好奇心+持続性+偶発性+柔軟性+楽観性+冒険心、キャリアの決定へ影響与えるのは=遺伝的な特性や特別な能力+環境的な状況+学習経験+課題接近スキル、
⑨ブリッジス:転機のプロセスは、終焉→中立圏→開始
⑩フロイト:精神分析理論、心の世界を意識、前意識、無意識の3つの局面、心の構造は自我(エゴ+イド(エス)+超自我(スーパーエゴ)の3層からなる構造論、
⑪レビンソン:人生を四季にたとえる。成人の発達は4つの発達期をへる。安定期と過渡期がある。
児童期と青年期(0~22)、成人前期(17~45)=成人への過渡期(17~22)+30歳の過渡期(30~35)、中年(40~65)=人生半ばの過渡期(40~45)、老年期(60以降)*人生半ばの過渡期は自己との折り合い、若さと老い、破壊と創造などと複雑な時期で中年の危機と呼ばれる。
⑫ハンセン:総合的人生設計、4つの役割=愛、労働、学習、余暇、(4L)、キルトにたとえる、6つのテーマ(グローバル、人生を全体の中に、家族と仕事を結ぶ、多様性と包括性、精神性、個人の転機)
⑬バンデューラ:観察学習(モデリング)=注意→保持→運動再生→動機づけ、自己効力感をえるための情報源=遂行行動の達成+代理的経験+言語的説得+情動喚起、機械遭遇論=偶然は予期せず起きるが、起きたら、通常の連鎖に組み込まれる
⑭ジェラット:意思決定理論で3つのステージ=予測システム+価値システム+決定システム、連続的意思決定プロセス、積極的不確実性、左脳と右脳の統合が大事
⑮ギンズバーグ:職業発達のプロセス=空想期(11以下)+試行期(11~17)+現実期(17~20初期)
⑯ホール:プロティアンキャリア、メタコンピテンシー(アイデンティティとアダプタビリティ)
⑰アイビー:マイクロカウンセリング、
⑱ヒルトン:フェスティンガーの認知的不協和理論を職業選択の意思決定に応用
⑲パーソンズ:特定因子論、マッチング、職業指導の創始者、
⑳エリス:論理療法、非論理的な信念イラショナルビリーフ、ABCD理論、Aは出来事、Bは思い込み、Cは感情、D反論を行い、論理的な信念ラショナルビリーフに変化させるのが大事。
㉑ハヴィガースト:発達段階を6つ乳幼児期、児童期、青年期、壮年期、中年期、老年期にわける。
㉒國分康孝:コーヒーカップモデル=リレーションつくって問題つかんで問題解決、
㉓スキナー:行動療法の提唱者、レスポンデント条件付けとオペラント条件付けがある。
㉔吉本伊信:内観療法、浄土真宗の身調べという修行法、1週間部屋にこもり、してもらったこと、して返したこと、迷惑をかけたことをひたすら想起する。
㉕ハーズバーグ:職務満足と不満足を規定する要因を動機付け要因と衛生要因の2つあるとした。仕事の達成感や責任、承認、昇進などが前者、後者は会社の施策、給与条件、対人関係、職務満足は動機付け要因の充足でしか満たされない。
㉖パールズ:ゲシュタルト療法、いまここでの気づきを得る心理療法、エンプティチェアなど。
㉗カーカフ:ヘルピング、カウンセラーをヘルパー、クライエントをヘルピーとよぶ。ヘルピングは①かかわり技法②応答技法③意識化技法④手ほどき技法⑤援助過程の繰り返し
㉘マズロー:欲求5段階説、生理的、安全、社会的、承認、自己実現
㉙バーン:交流分析=構造分析(親大人子供の3つにわけてどの自我状態が優勢か)、交流パターン分析(自分のどの自我状態から相手のどの自我状態へメッセージを発しているか)、ゲーム分析(定型化した一連の裏面的交流であるゲームを分析)、脚本分析(親の影響で形成され人生への筋書きを決定づけるものであるという考えから、今ここで脚本を書き換えることを通して人生を自分のコントロールにおく)、
㉚レヴィン:青年期を周辺人、境界人と呼ぶ、リーダーシップトレーニングのためTグループを提唱、
㉛ベック:認知療法、自動思考による認知のゆがみを修正する
㉜ニコルソン:転機を4つのサイクルが螺旋的に上昇していく
第一段階が準備、第二段階が遭遇、第三段階が適応、第四段階が安定化となっていて昇進や異動があるたびに上昇していく。
㉝ユング:人生の正午、40歳代の中年期を人生の正午、人生を日の出から日没まで4つの時期にわける。少年、成人前期、中年、老人、40歳代を人生の最大の危機、自分自身やこれからについて考える(納得できます)
㉞アドラー:目的論、全体論、社会統合論、仮想論、個人の主体性、トラウマは存在しない、劣等感(人は優れた自分になりたいという目的を持つが今の自分は劣った存在という考え)、共同体感覚(みんなに認められ自分で自分を認められること)、勇気づけ(クライエントの人生の課題を援助すること)幸せは仕事交友愛
㉟ブロンフェンブレナー:個人の発達は個人が生活する中での社会システムとの相互作用かなる。ミクロシステム(親兄弟学校職場)メゾシステム(学校地域社会)エクソシステム(両親の職場や兄弟の学校)マクロシステム(国や文化法律)
㊱グラッサー:現実療法、5つの基本欲求、生存、愛と所属、力、自由、楽しみ、欲求を満たす脳の場所を上質世界とよぶ。全行動は行為、思考、感情、生理反応、この4つをコントロールして基本欲求を充足できる上質世界をめざす。
㊲ウォルピ:系統的脱感作、行動療法の一つ、レスポンデント条件付け、恐怖階層表作成、弛緩訓練、脱感作、
㊳ロー:パーソナリティーの個人差は親の養育態度でもたらされる、情緒型、拒否型、受容型、
㊴マーシャ:自我同一性地位、青年期前期の脱構成化、中期の探求と再構成化、後期の強化、青年期に危機と傾倒積極的関与を達成しているかどうかでアイデンティティを4つに分類、アイデンティティ達成、モラトリアム、早期完了、アイデンティティ拡散、
㊵ティードマン;意思決定3人衆の1人、ジェラットヒルトンとティードマン。区別化と統合化の2つの要素がある。意思決定プロセスを予期と実行の2つ、。予期を4段階に、実行を3段階にわける。予期=探索、結晶化、選択、明確化、実行=導入、変革、統合、
㊶ディンクレッジ:意思決定に8つのスタイル、段階として1決定事項の明確化、2情報収集、3選択肢の明確化、4、根拠の評価、5選択肢の中から最終選択、6行動、7、決定と結果の検討をへて、8つのスタイルがある①衝動型②運命論型③従順④延期⑤苦悩⑥直観⑦無力⑧計画
㊷ホワイト:ナラティブセラピーを創立。ドミナントストーリーをオルタナティブストーリーへ書き換えることで、クライエントに意味あるストーリーへ語れるよう支援
外在化技法、問題を内在化しているとらわれからクライエントを解放
㊸ハー:暖かい信頼に満ちた人間関係、受容共感的理解、自己一致、言語によるコミュニケーション技能、キャリアコンサルティングの定義=言語を通したプロセス、カウンセラーとクライエントはダイナミックに相互作用する、カウンセラーは様々な行動レパートリーを使用する、かうせんらーはクライエントが自己理解を深め、よい意志決定という形で行動とれるようにするのを援助する
㊹ホームズとレイ:社会的再適応評定尺度 日常生活における社会的ストレッサーを43項目の出来事に選定して、その強度を数量化したもの。失業47点、退職45点、転職36点、上司とのトラブル23点、労働条件の変化20点、結婚50点、配偶者の死100点、夫婦別居65点、
㊺マクレランド:達成動機理論、親和欲求、権力欲求、達成欲求、回避欲求、
㊻アルダファ:マズローの欲求階層説を修正し、ERGモデルを提唱。l存在、関係、成長の英語の頭文字、連続的で高次と低次の欲求が同時に現れることもある。
㊼モレノ:サイコドラマ、集団心理療法、ドラマ的手法で人間存在の真実と環境場面の現実を探求。
㊽コクラン:ナラティブアプローチの先駆者、社会構成主義とは人間関係が現実を作るという考え方、物語が、人機動力機会意味場所出来事といた要素を統合する手段である。意味付けがキャリアの中心議題。
形式はライフライン、ライフチャプター、成功体験のリスト化、家族の特徴、ロールモデル、人生早期の記憶、などのインタビューを通じてナラティブストーリーを強化する。
㊾森田正馬まさたけ:森田療法、精神療法であるがまま、
㊿平木典子:アサーション、3つの心の行動、感情、思考、行動、
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