みんなのネオキャリア論(173)キャリアコンサルタント過去問ひっかけ問題集② | 損切り君がいく

みんなのネオキャリア論(173)キャリアコンサルタント過去問ひっかけ問題集②

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みなさんこんにちは。孤独のサイコマンです。

きょうも国家試験のキャリアコンサルタント試験の過去問ひっかけ問題集②をお伝えしていきます。

これは私が過去問や市販の問題集を解いていく中で「どう考えても間違える」「どう考えてもひっかけだ」という問題のみ抜粋したものです。いわゆる「どう考えても常識でわかる」「どう考えても小学生でもわかる」という問題はすべて外して合格のボーダーライン上にありそうな問題のみピックアップしていきます。バーッと掲載していきます。

①転職者が現在の勤め先を選んだ理由は「労働条件(賃金以外)がよいから」が最も多い

→×。第一位は正規から正規が「自分の技能・能力がいかせるから」非正規から正規の場合は「仕事の内容と職種に満足できるから」

②転職者における職業生活全体の満足度は満足していると回答した者の割合は正社員と非正規社員のいずれの雇用形態においても、転職者のほうが就業者全体より高い

→×。厚生労働省「平成27年転職者実態調査より」。若者は高いが高齢はそうでもない。

③ギンズバーグは職業発達のプロセスを児童期・青年期、成人前期、中年期、老年期としている

→×。空想期→試行期→現実期です。

④ギンズバーグは精神分析の立場で心理社会的発達過程の研究を行った

→×。エリクソンです。

⑤クランボルツと関係が深い理論としてバンデューラの社会的学習理論がある

→〇

⑥クランボルツはキャリア開発と職業選択に影響を与えるのは先天的特性、親の職業、信念、肯定的自己認知の4要素とした

→×。正解は先天的特性、環境条件や出来事、学習経験、課題へのアプローチスキル

⑦自己効力感を高めるには「情動的喚起」とよばれるドキドキ感を利用する

→×。リラックスできる状態にもっていくことが情動的喚起。ドキドキしたら逆効果でしょう。

⑧自己効力感高めるには、成功体験、新しい事へ挑戦、社会的説得を受ける、生理的・感情的状態を整えるの4つです。

→×。新しい事へ挑戦が×。他者を見て自信を持つ、いわゆる代理的経験。

⑨ホールによるプロティアンキャリアは発達とは非可逆的なものであり、個人の欲求と現実との妥協によってもたらされる

→×。ギンズバーグが訴えていたこと

⑩ホールの理論ではキャリアは経験の連続を意味しない

→×。仕事関連の諸経験が連続していくプロセスをキャリアとする。

⑪ハンセンはキャリアカウンセリングの中で得LTCC(学習理論)を唱えた

→×。唱えたのはクランボルツ。

⑫ハンセンはポストモダンの時代のキャリア開発においては個性化の進展により、個人が自分が満足する仕事を行うためのキャリア選択が重要と訴えた

→×。ホールら。

⑬ハンセンはキャリア中期の35~45歳ごろの課題は自分のキャリアの再評価を行い、キャリアを変えるかどうかを決めることが課題であるとした

→×、シャイン

⑭サビカスが唱えているナラティブセラピーはホワイトらが提唱した社会構成主義に基づいている

→〇

⑮サビカスの唱えるキャリア構築理論ではキャリアを本人の主観的な側面からとらえることを重視する→〇

(続く)

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