みなさんこんにちは孤独のサイコマンです。
きょうのネオキャリア論ですが、次々と配下の部下を退職・休職に追い込む管理職の正体についてお話します。
今回私が許せない管理職が1人いるのですが、それは勤怠管理やシフト管理、体調管理などすべておざなりにして、2人ものスタッフを退職・休職に追い込んだのです。
どうしてこんなことになるのか、これはどこの会社でも起きうる話だと思うのであえて今回経緯を含めて取り上げたいと思います。
①プロパー社員の害悪
今回の管理職はもう定年を迎える60歳の爺さんですが、今年に入り、配下の人間が相次ぎ退職や休職に追い込んだとんでもない人間です。
1人は体調不良を訴えていたにも関わらず、休ませず結局退職し、もう1人も体調不良を訴えていたのですが、それでも逆にものすごいハードな勤務をさせて、体調不良を訴え休職に追い込みました。
私が勤務しているのは東証一部上場の大手企業ですので、管理職になるうえで研修などしっかり受けてきた人間がなるのですが、この人物はまったく管理職として何も勤怠管理を行わず、自分の専門領域のことだけを趣味として行い面倒くさい仕事を行わないという最悪の人間です。
なぜこんなことが許されるのか?ベンチャー企業や外国の企業でしたら、おそらく即刻クビか、そうでもなくても、左遷されるべきことのはずですが、それが許されるのはまさに年功序列・終身雇用というどうしようもない日本企業の制度がそうさせているといえます。
大手企業成熟企業は、いいかえれば体重が重く図体が大きく変化が苦手な企業ともいます。こういう企業で幅を利かせているのはプロパー社員(新卒社員)です。
この時代、多くの中途社員が色々な企業を渡り歩くのが当たり前の昨今であっても、
このように、同じ企業にずっととどまり、同じ部署で定年まで38年間も同じ業務についていれば、どうなるか?
それは、だれもが想像できると思いますが、視野が狭く、柔軟性がなく、寛容性がなく、他人への配慮思いやりもない、独善的な人間が育つに決まっています。
私の勤めている企業はなんといっても中途社員がまだまだ圧倒的に少なくいわゆる「マイノリティー」であるといえます。DXが急がれる中、それでも少しずつ、増えてきてはいますが、まだおそらく全体の1割程度にも満たないのではないでしょうか?
ですから、強く意見がいえないことをいいことに、調子こいて、自分の都合の良いように勤怠管理を行い、自分の都合よいように会社の担当部署を私物化しているのです。
こういうことが許されている企業は確実に地獄に行きます。こういう人間を根絶やしにしなければ再生することはできないと思います。
②他人の痛みがわからない
2つ目は他人の痛みがわからない人間だということです。
この管理職は社員ですから、年収は1500万円超もらっているはずです。定年になるので、エルダー契約になり、年収は激減しますが、それでも派遣社員よりはもらうはずです。
しかし、今回退職と休職に追い込まれたのはどちらも派遣社員です。給与も圧倒的に安く、立場も弱い派遣社員のことを考えることができないのはおかしくないでしょうか?
派遣社員は所属会社が違っても派遣元が勤怠管理などは行う決まりになっているはずです。
ということは責任はもちろん派遣元の管理職になるわけですから、これは許されることではありません。
労働組合にも相談をしているのですが、なかなか動くことが難しいようで、これはもう本人に私が制裁を加えるしかないかもしれません。制裁といっても暴力とかではなくあくまでも注意です。
エルダー社員になればもう管理職ではないわけですから、一人の平社員と一緒です。そこでもし、ふざけた勤務体系をしようとするならば、これは絶対に許すわけにはいきません。
みんな怖がって自分の生活に火の粉が飛ぶのを恐れていると思いますが、それは会社のためにはなりません。きちんと社会正義に反することはしっかり、注意して是正していく必要があります。
それをまずは誰もやらないなら自分でやるしかないということです。
③愚かな老害の社員たちに告ぐ
これからは人材の流動化がより進むと思われます。そこで大事なのは中途社員に適正な評価を与えてしっかりした待遇を認めなければいけません。
一方で、より重要なことはこうしたエルダー社員がますます増えていく中で、この人間たちはを会社がちゃんと生かせるような勤務体系を構築することが必要です。
元管理職だからといってのさばらせていたらただの給料泥棒になってしまいます。
趣味で仕事をされても困ります。ちゃんと時間と労力を削ることが仕事です。自分の好きなことだけやろうとするのは仕事とはいえません。
だったらフリーランスで独立して業務を行うべきでしょう。
それができないならば、エルダー社員自体をなくすべきだと思います。エルダー社員なぞいりません。きちんと謙虚に新入社員の立場に戻って社員の役に立てることがエルダー社員だと思います。
これがもし、管理職の時の、感覚で仕事をするならばまったくもって必要がありません。とっとと場外に消えていただくしかないでしょう。
どれほど貢献したかはわかりませんが、すでに一平社員より立場は下なのです。そこをしっかり理解して勤務をしてもらえるよう私からも徹底的に指導するつもりです。
みなさんの職場にももしこういう身の程しらずのエルダー社員がいたら必ず誰からが指導育成しなければいけません。
それが会社にとっても自分自身にとっても職場にとっても最も重要な事だと思います。(了)
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