みなさんおはようございます。
孤独のサイコマンです。きょうは人生はカモるかカモられるかについてお話していきます。
資本主義社会は鴨葱人間になったら終わりです。搾取されるだけ搾取されて残りかすになって捨てられるだけです。
本来は学校で教わる最大の事実はこの「資本主義社会は弱肉強食」であることなのですが、「友情・平和・愛情・思いやり」とかいうなんの役にも立たないことを植え付けて、ひたすら国に税金を納めるための無思考の人間を大量生産しているだけだということに気が付かなければいけません。
私がテーマとしているネオキャリアと何の関係もなさそうですが、実は詐取されずに生き続けることはキャリア形成においても非常に重要です。
きょうは、私の経験に基づいて具体的なケースでいかに搾取されず生きていくかについて考えていきたいと思います。
①向こうからやってくる情報・人間・組織はすべて「詐欺」
世の中は「詐欺」で満ち溢れています。
これは私が運が悪いとかではなくて、フェイスブックやツイッターやラインやユーチューブで今はSNS全盛期ですから、多かれ少なかれみなさんもそうした詐欺師まがいの広告をいつも目にしていると思いますのでわかると思います。
これは資本主義社会の弊害です。お金を弱者から巻き上げるためのシステムが確立しています。
国ですら、一番立場の弱いサラリーマンから源泉徴収という形で税金を巻き上げ、さらに、毎年少しずつ徴収額を増やしています。詐欺ではありませんが、大事なお金を税金という形で、徴収しさらにその増額についてわかりやすい説明はないので詐欺まがいの行為といっても仕方ありません。
国ですらこの有様ですから、企業や一般人においてはさらに悪質な詐欺行為がまん延しています。
大手一流企業でも私の経験ではたとえば賃金制度について明確な説明をせず、ふたを開けたら、プロパー社員よりも給与水準が低かったりしました。
いくら抗議しても後の祭りなのです。契約書には書いていませんが、「ちゃんと説明した」と言われてしまえばそれまでです。
こうした契約の際に重要なのは日本人は気が弱いのできちんと粘り強く説明を求めることができなことです。
不動産投資にしても、ほとんどが詐欺師に近いような人物ばかりです。私もいま不動産投資をしようと資料請求しただけでどこから聞きつけてきたのか、携帯電話にあらゆる業者から電話がかかってきて、新築ワンルームマンションを売りつけようとしてきます。
これも、知識がないと思われており、情報弱者に高額商品を売りつけようとしてくる詐欺師の行為以外の何物でもありません。もちろん自分で不動産を探して自分で購入するために手間をかけるならば、お宝物件も見つけることができるかもしれませんが、サラリーマンがそんな膨大な時間があるとは思えません。
最近は、AIを使った不動産投資なんていうのも登場してきて、サラリーマンでも手軽に始められますよみたいなキャッチコピーでフェイスブックやツイッターYouTubeなんかに広告をバンバンだしている業者もいますが、これらはその物件に起業の利益を上乗せしてもうけているだけにすぎません。
それを知らず、営業マンの口車に乗せられて購入してしまえば数千万円が吹き飛びます。まさに不動産投資なんかは世の中にあるもっとも悪質かつ一気に地獄に転落する可能性があるビジネスにほかなりません。
株式投資なんかでも金融商品を売りつけようとしてくる銀行の電話が結構かかってきますが、これも向こうからやってくる情報ですから、一切話にのってはいけません。
私が最初世の中詐欺だらけと思ったのは大学生のときです。はじめて東京に出てアパート暮らしをはじめたのですが、ある日、ポストにハガキが入っており、見ると面談するだけで、高額商品がただでもらえるみたいな話があり、新宿まで赴いた記憶があります。
よく覚えていないのですが、金融商品の売りつけだったと思い、学生の私にはまったくわからないので、そのまま逃げかえったのですが、かなり口車がうまく、のせられて購入していたら地獄行でした。
また、以前付き合っていた彼女が、ねずみ講の業者に騙されてそこの商品を購入していました。
彼女自身は何か売りつけてくるわけではなかったのですが、一度、業者を紹介されましたが、一か月200万円もうかるとか、うさんくさい話ばかりしてきて、怪しさ全開でしたので、二度と会いませんでしたが、彼女自身は信じて疑わない雰囲気でした。
基本的に、悪い連中は情弱をターゲットにしていますので、とにかくネットでも本でもいいので、日ごろから最新の情報を目にしておくくせをつけておかなければなりません。
②「断り力」を持つ
二つ目は断り力です。
世の中見ていますと、気が弱い人が結構多いです。
営業マンの口車に乗せられて、「これ以上話すのが嫌だからハンコおしちゃおうかな」とだまされる人がいかに多いか。
営業マンの口車に乗せられて、「これ以上話すのが嫌だからハンコおしちゃおうかな」とだまされる人がいかに多いか。
特に狙われるのが高齢者です。判断力がなくある程度資金があるので、詐欺師はそこを狙ってきます。
振り込め詐欺の詐欺被害額がいまだに年間数億円に上ることを考えれば、儲かるビジネスだと思っている連中がいまもたくさんいることを物語っています。
世の中、交渉では敗北したら情弱鴨葱人間一直線です。とにかく、知識と経験を身に着けて交渉力を身に着けることが大事です。すぐになんでも受け入れてしまう人って結構いると思いますが、これは本当にやめたほうがいいです。
人がいい=詐欺師に騙されるという構図であることをよく覚えておいてください。
かくいう私も基本的には断ることが苦手です。特にこれまで一番苦手だったのは賃貸マンションを借りるとき、何件か物件を内見して、そのたび断るのがいちいち業者が嫌な顔をしてくるので、それが非常にうざかったです。一度、勢いで決めてしまった物件が新宿にあったのですが、目の前が壁という最悪のロケーションだったにも関わらず、1年半くらい住んでいました。
今考えるとどう考えてもダメ物件ですが、やはり情弱というのは恐ろしいもので、話に乗せられて確かに礼金なしでいいですよみたいな話だけで飛びついて後で後悔した記憶があります。
色々彼女とかこのマンションに連れて行ったこともありますが、ことごとくそのあとふられた記憶がありますのでいかにダメな部屋だったかということがわかると思います(笑)
断る力というものを鍛えるにはいくつか方法があります。私が実践していることをお伝えしますと、
一つは「体を鍛える」ことです。筋トレをして体を大きくしてください。威圧感というのが人生において、搾取される側に回らないために重要です。
不動産業者さんも金融業者も警察もそうですが、世の中、搾取する側に立っている人たちは大体威圧感があります。情報ももちろんたくさんもっているので、理詰めで攻めてくるのはもちろんですが、それと並行して体を鍛えている人が多いと思います。
テストステロンさんとかもそうですが、筋トレのメリットを繰り返し主張されているインフルエンサーもこれほど多いのはワケがあると思います。それは筋トレをすると威圧感が出て自分に自信が出てくるからです。自信を身に着ければ対等に交渉して断ったとしても反撃を恐れることは少なくなると思います。
2つ目は、他人にどうみられるかをあまりに気にしないということです。他人の目を気にすると断ることが難しくなります。「断ったら何を言われるだろう」とか「断ったら嫌味でもいわれるかな」「相手に悪いかな。この人の営業に悪影響が出るかな」とかそういうことです。「家族に飯を食わせられなくなる」とか情に訴えてくる作戦をとる人もいます。それほどまでに資本主義社会は金が全てだということをみんなに洗脳させてしまっているのです。
とくに、これほど物質的に豊かになってもいまだそういう「お金がすべて」的な思考がのさばっているのは金がないと「自分の行動に制約を受ける」ためです。
若干話がそれましたが、とにかく上記2つのことを気を付けて断る力をしっかり身に着けてください。交渉相手はあなたにとってそんな家族でもないし恋人でもないし、会社の人間でもありません。赤の他人ですので、相手の言いなりにならず、しっかりと腰を据えて交渉することが大事です。
③自分の頭で考える力を身に着ける
最後の1つは「自分の頭で考える力を身に着ける」ことです。
搾取されるというのは相手のいいなりになっていることです。
なぜ相手のいいなりになってしまうかというと、「自分の頭で考えない」からです。
自分の頭で常に考えていれば、自分の意見があるわけですから、簡単に流されてしまうことはありません。この流されてしまいやすい人というのは依存症であり、この依存症というものに付け込んでくるのが依存ビジネスです。
人間は他人に依存しはじめたら搾取されます。子供が親や先生に依存するのはこれは仕方ありませんが、なるべく早く自分で稼いで自分の意見を言えるようになるべきだと思います。
いまは家族内でも事件があいつでいますし、親が子供に暴力をふるうは、子供が親を殴るは、とにかくめちゃくちゃな世の中です。
情報が多すぎるのも一因ですし、世の中が平和するぎるのもあると思います。
情報にしても数多くあるものをただなんとなく鵜呑みにするのではなくて、自分でしっかり判断して情報の取捨選択も必要です。
そのためにはありきたりですがやはり本を読むのがコスパなども考えても一番いいと思います。
活字はなんといっても思考力を身に着けますし、視野も広がるので、簡単に暴力をしたりすることもなくなります。
あとは社会のシステムを知らなければ搾取されるので、社会制度や資本主義のシステムをしっかり学ぶことも大事だと思います。
これは学校では教えてくれないので、自分で親から学ぶしかないですが、私は親が自営業者だったので、源泉徴収の仕組みや会社組織の年功序列終身雇用、転職の仕組みやリスクなど自分で体験しながら学ばなければなりませんでした。
親は自営業の大変さがわかっていたようで「大手企業に勤めたほうがいい」とよくいっていましたが、やはり企業は企業でのリスクがあります。裁量がなかったり、自分の発信ができなかったり、やりがいを感じなかったり、不当な評価制度に苦しんだり、賃金制度がおかしかったり、パワハラ人間に遭遇したりと、かなりのリスクがあります。人間関係でのストレスも個人事業主に比べれば圧倒的に大きいと思います。
企業勤めは確かに楽です。何も考えなくても毎月給料は入ってきますし、嫌な上司のやり取りだけ我慢すれば、そんなに負担はありませんし、急に給与が途絶えることもほぼありません。
個人事業主はそうもいっていられませんし、景気の影響もダイレクトに受けてしまいますし、倒産や閉鎖のリスクも常にあります。一家が露頭に迷ってしまうこともあるでしょう。
そう考えると一長一短ではありますが、それでもここで大事なのは「自分で考える」ことです。
人生は選択の連続なので、とにかく判断を求められます。すぐに答えを出さないといけないときもあれば、時間をかけて考えることもありますが、そのためには裏付ける知識や経験や勘も必要です。
ですから、まずは他人の経験をすぐに模倣体験できる、読書が何より重要です。また読書というのは能動的行為ですから、能動的アクションの訓練にもなります。テレビやユーチューブは思いっきり受け身のプラットフォームですから、どうしても能動的になりにくいと思います。
ただ、人生はとにかく能動的に自分で動かないとうまくいきません。受け身で美人はきてくれませんし、一流企業も内定はくれませんし、起業もできませんし、副業も始めることはできません。
ずっと受け身で生き延びれるのは金持ちのボンボンだけです。それでも、親が死んでしまったら、何も能動的に動いてこなかった付けは必ず回ってきます。
まずはしっかり自分で考えて自分の責任で能動的にアクションしていくことが大事です。そういう姿勢が変な人間を引き付けることは減りますし、搾取しようとするわるいやからもひきつけなくなります。
とにかく行動はリスクが伴いますが、動かないリスクのほうが大きいと思いながらみなさんまずは行動ありきだと思いましょう。(了)
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