みんなのネオ・キャリア論(151)自分に「合う」仕事を見つける方法とは | 損切り君がいく

みんなのネオ・キャリア論(151)自分に「合う」仕事を見つける方法とは

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みなさんこんにちは。孤独のサイコマンです。

きょうは「理想の仕事を見つける方法とは」というテーマでお伝えしていきたいと思います。

みなさんも学生やまだ20代の社会人でしたら、「本当はこの仕事がやりたいのだが」と思っている人も多いのではないでしょうか。

世の中の業種は色々ありますが、主に12種類かなと思います。

①製造業②運輸・通信業③漁業④広告・出版・マスコミ④金融・保険業⑤卸売・小売・飲食業⑥農林・水産業⑦鉱業⑧サービス業

それぞれ大体イメージがわくと思いますが、学生のみなさんや社会に出たばかりの方で、「この仕事がしたくてたまらない」という思いで就活をしたり、転職活動をしたりしている人も多いと思います。

私も④の広告・出版・マスコミにどうしても入りたくてこれまで転職を2回しています。

しかし、今実際自分が働いてみて、「これは違う」と思っています。

どこでその齟齬が生まれてしまったのか?これから就職活動や転職活動する方々にとっては有益になると思いますので実体験を交えてお伝えしたいと思います。

①業界は選べても職種は選べません

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Photo by George Milton on Pexels.com

これが一番大事です。皆さん就職活動というと業界そのもののぼんやりしたイメージを描いてOB訪問などして、決めると思いますが、

仕事というのは色々な業界であってもその中で「職種」というものにまた細分化されていきます。

営業職、経理職、人事職、開発職など仕事の内容によってわかれるのですが、これは厚生労働省の職業分類で一覧を見ることが可能です。

仕事内容を表現するときは

たとえば「製造業の営業職」「建設業の経理職」といった風に

業種×職種=自分の仕事ということになります。

私がめざしていた大手マスコミ(広告新聞テレビ)であってもいわゆる

クリエイティブな仕事だけではなく裏方の仕事もあり、実はそちらの仕事に回される可能性もあります。

テレビ局でしたら、番組制作が一番イメージしやすいのかもしれませんが、もちろん、営業、経理、編成、総務などの部署に回され、そこから異動がまったくない可能性もあります

ここがイメージできていないと、「俺は番組のプロヂューサーになる」といって、ふたを開けたらビジネス開発部門に配属されることもありますし、経理や営業に回されることもあるでしょう。

こればかりは人事部があなたの適性をどう判断するかによってきめられてしまうので、なんともいえませんが、一つ確実にいえるのは、

「自分にその配属の拒否権はない」ということです。

日本は新卒一括で総合職採用が主流です。いわゆるメンバーシップ型採用ですが、これはずっと定年まで続く年功序列・終身雇用制度の弊害ともいわれています。

安定した給与を得る代償として若いうちは希望する部署に配属される可能性もなく、給料も低給でこき使われ、「俺なんでこの会社に入ったんだ・・・」という絶望感にさいなまれる可能性もあります。

もちろん、たまたまやってみた仕事がとても面白く結局定年までその仕事一筋で生きていく・・というタイプの人もいるでしょうが、そんな人は一部であり、大半の人は希望の部署にいかなければモチベーションは下がります。

ですから、まずは業種×職種=自分の仕事という方程式をしっかり認識して、この職種の部分は自分で選択することは難しいということを覚えておいてください。

②自分の向いている「作業」がわかっていない

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Photo by Burst on Pexels.com

もう一つは自分の向いている作業がどういうものなのか
わかっていないケースです。

仕事というのは業種×職種=で示されますが、しょせん、人間が定義したものであり、太古の昔はそんなものはありませんでした。

ですので、もっと細分化して人間の本質的な部分までさかのぼってからの、自分の特性が何に向いているかを把握することが大変重要です。

いくつか例をあげますと、容姿、話す、書く、聞く、タイピング、計算、企画、調整、運動、調査などあると思います。(まだあるとは思いますが、今思いつくのはこんな感じです)

これらを細分化したら、自分が普段行動している中で「人より普通にできるな・・」と思うことをピックアップしてください。

たとえば、人の話を聞くことが苦ではないというタイプがそれです。

ふつう人間というのは「話がしたい」生き物ですから、人の話を聞くのは退屈で億劫な作業です。

しかし、まれに「2時間も3時間でも聴いていられますよ」というタイプの人っていませんか?全く自分のことをしゃべらず永遠と人の話を聞き続けられる人。これは特性があります。

他人よりも優れた特性です。そうすると、新聞記者であったり、カウンセラーなどが向いている仕事ではないか?ということになってくるのです。

あとは、しゃべるのが得な人は漫才師であったりお笑い芸人であったり、講師であったり、アナウンサーであったりします。ホストなどもいいかもしれません。

話術というのはとても金になるそうです。(だれか言っていました)。

基本的人間の知的作業で重要な動作は書くと話すですから、この2つが秀でている人はお金を稼ぐ力があるでしょう。(ブログやユーチューブが今まさにそれにあたります)

逆に今後の世界においてあまり役に立たないであろう能力が「記憶力」です。もちろん人の名前を覚えておくとか、きょうの仕事の流れを覚えておくなどの基本な部分とは別に、よく昔超人紹介のテレビで円周率を永遠に話し続ける人とかが紹介されていましたが、あれも今はAIが代替されてしまいますので「すごい」とは思うかもしれませんが需要はないでしょう。

このように、仕事というのはとにかく細分化して自分が得意とする作業を解明してそれに資本を全力投下することが最も効率よくお金を稼げる方法です。

それが早い段階にわかっていればお金は稼げるようになるでしょう。

③色々手を出す!!

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Photo by Lukas Kloeppel on Pexels.com

最後はとにかく色々やってみる!!です。

思っているのとやってみるのでは全く違います。

私も転職2回しましたがいずれの会社も仕事もイメージと実際では

全く違いました。(当たり前ですが)

みなさん現状維持バイアスがかかっているので、とにかく色々なことをやらずに現状のぬるま湯につかりたがる傾向がありますが、

今は逆にコロナ禍で各企業が色々な新しいビジネスを模索しているところですから、チャンスでもあります。自分が知らなかったニュービジネスを誕生させれば、オーナー(B)になれますし、この機会に投資をはじめれば(I
インベスターにもなれます。

また、フリーで活動をしてみてもいいですし、いってしまうと本業以外で色々と手を出すことが今一番大事だということです。

「副業が禁止されている」という人もいるかもしれませんが、だったら副業ができる会社に転職するのも一計かもしれません。

その会社がいつまであるかもわからないのに、条件が悪い会社にいつまでもとどまる必要はありません。

確かにこれまでは業績がよかった可能性あるかもしれませんが、今後は本当にどうなるかわからないですし、長く居座るのはリスクしかありません。

もっと経験値を増やして、とにかく自分の幅を広げるには副業を色々やって「複業」にしていくことで色々な掛け合わせが自分の中で生まれて思いもよらない仕事が舞い込んでくる可能性もあります。

それは動かないと始まりません。私も本業は本業でやりますが、副業としてはキャリアコンサルタントの資格の勉強をしながら、株式投資と不動産投資についても行います。

そのほか、ネットビジネスも展開したいと考えていますし、ブログやユーチューブの収益化ももちろんめざしています。(ブログはグーグルアドセンスで広告収入はありますがスズメの涙です)。

とにかく手を出さないとはじまりません。楽な道は会社にぼけーっと勤めて25日の給料日を待つ日々ですが、それでいいのでしょうか?

新しいことをやるということはあなたの見えていない才能を開花されるチャンスでもありますから、積極的にアプローチしていくことをお勧めします。

いまはその土台がある時代でもありますし、そうしたプラットフォームを利用しない手はないと思います(了)。

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