みんなのネオ・キャリア論(157)毎日いじめられて辛いあなたへ | 損切り君がいく

みんなのネオ・キャリア論(157)毎日いじめられて辛いあなたへ

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みなさんこんにちは。孤独のサイコマンです。12日ころから始まった長い梅雨のような豪雨もようやく終わりが見えてきました。20日(金)には徐々に夏の気配を取り戻しそうです。

今回も九州を中心に大きな被害が出てしまいました。日本列島はどうしてこうも毎回梅雨前線や秋雨前線の停滞するポジションになってしまうのか本当に不思議で仕方ありません。

きょうは、まったく別の話なのですが、いじめについてまた改めてお話をしたいと思います。

小中高と義務教育であるためにどうしても学校をやめるという選択肢がない日本ですが、その分、一度いじめがはじまってしまうと、元の生活に戻るのが厳しいと思います。

毎日、恐れおののきながら、学校に通わなければいけない姿を想像すると私も胸が痛くなりますが、

私もみなさんと同様にいじめを受けていた経験がたくさんありますので、

きょうは毎日いじめられているあなたへというタイトルで少しでも明日への希望が見えるような私の経験談とそして思考回路などをお伝えしたいと思います。

①いじめはなぜ起こるのか?

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一つ言えることは、私もみなさんと同じようにいじめられた人生を送っています。

思うにいじめというのは特別なものではなくて、だれにでも十分起きうるものだと思います。

確率論で考えれば、私が特段、いじめられやすい人間だったかといえば、そうでもありません。(と思います)。

小学校のときはいじめられることはありませんでした。中学で入学して1か月くらいはちょっと雲行きが怪しくなり、「これがいじめというものか・・」と動揺したものです。

いじめというのはちょっとしたきっかけでアメーバーのようにじわじわ周囲に派生していってしまいます。

私のきっかけは具体的には昔のことですので、覚えていないのですが、おそらく、「生意気」だったということでしょう。

中学ともなると、猿と一緒の小学生よりは理性や知性がついてきますので、ちょっとした派閥なんかでき始めます。先生にも反抗しはじめる奴も出てきますし、恋だと愛だとうるさい事をいうやつも出てきます。ようするにアクションの幅が小学生のときのように、食う寝る遊ぶから複雑化しはじめれう時期です。

私も正直、上級生に絡まれたり、同級生にいじめられたり、知らないクラスの女の子に呼び出されてお話したり、部活で運動神経がそこまでないことに愕然としたり、友達というのはせいぜい2~3人が限界だということを知ったり・・と色々な発見がありました。

その中でも苦痛になるのがいじめでしょう。皆さんも特にいじめられている人は強く感じていると思いますが、あんまり自分側に責任というものはありません。苗字が珍しいとか、ちょっと太めとか、しゃべりが遅いとか、動きがとろい、運動神経が悪い、顔がちょっとかわっている、声がかわっている・・など「ちょっと普通と違い埋没しずらいタイプ」がいじめにあいます。

日本人は多様性を受けれいません。特に東京とは違い地方の田舎なんていうのは、みんな同じような苗字で同じような顔して、同じような収入の親がいて、同じような学力で、同じような運動神経で、平均的な顔立ちで・・というのが喜ばれます。

そこに、上記とは違った特徴を持っていると「同調圧力」が生じはじめるので、それが具体的にいじめという目に見える形になって襲い掛かってきます。

厄介なのは、それが自分の中に原因がわるわけではないので、ほとんどが理不尽なものなのです。

しかも、いじめる側というのは、基本的に弱い連中なので、徒党を組まれるため、数の論理で敗北するケースがほとんどです。ですから、ここで、おとなしくしていることが大半で、いうことを聞いていると、ずっと卒業までいじめられるという泥沼にはまってしまいます。泥沼にはまると、これが高校や大学、社会人にいってもずっとトラウマとして残ってしまうので、人生がそもそも泥沼にはまってしまうという悪循環になり、おそらく就職活動、婚活などさまざまなコミュニケーションが必要な社会の中で大きなビハインドをとってしまうことになり、危険です。

ですからいじめというのは誰にでも降りかかる問題として、親も本人も先生も周囲の人たちも当事者意識を持つことが何より大事です。この「自分にはそんなこと起こらない」と思うこと自体が危険すぎる思考です。いつ何時降りかかるかわからない、雷雨のように地震のように、失恋のように、病気のように、事故のように、パワハラのように、いじめはあなたにやってきます。

②いじめにあったらどう対応するか

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いじめに万が一にあってしまったらどうするか?

これが大変重要です。遭遇確率ははっきりいって50%超えていると思います。

人生生きていく中で、いじめにあいにくい人というのは突き抜けた才能があり、いじめようがないというタイプと、見た目がいかつくて反撃の懸念が強いタイプ、いじめがいが全くないタイプ、いじめる側に回るタイプなど様々あります。

ですが、どんなタイプに所属していてもいじめられる側に回る場合はいくらでもあると思いますので、実際何かのきっかけでいじめが始まってしまったら、事故・事件・病気・リストラなどと同様にその時に備えた保険をかけておくのがいいのではないかと思います。

いじめの保険とは何かといいますと、親にいじめにあったら転校をさせるように事前にいっておくことがまず一つ目かなと思います。今この時代に一つの学校にずっと通うなんてナンセンスかつ、意味がなさすぎます。

オンラインの学校とかも今後普及していくと思いますし、そもそも自治体が指定してくる学校にいかなければいけないなんておかしなことはそのうちなくなり、自分たちが行きたい学校に行けるようになるはずです。オンライン学習が浸透すればするほど、こちらの選択権が強まるはずなので、もし、「この学校はいじめに対して全く力を入れていない」などと感じた場合すぐにやめて、別の学校に行けるようなスタンバイをしておくことが大事なのかなと思います。

この学校を卒業しないといけない。大学にいけなくなったり就職に不利になる・・と思う気持ちはわかりますが、同じ学校にいかないといけない大学や会社というのはろくでもありません。

人生は選択の連続ですが、どんな選択肢が自分の中にあるのかを常日頃から想像しておくといざというときに慌てずに済みます。これは有事であったり、身近な問題が起きた場合にどういうアクションがベストなのか、常日ごろから思考しておくことが何よりも重要です。

ですから、いじめにあうことも想定内としておけば、そのケースに陥った場合に、ベストチョイスを間違えない形でステップを踏むことができるようになると思います。

受け身でいるのではなく、常に動き続けながら、何か困ったことが起きた場合にどういう補助的な動きができるかを想像しておけばだいぶ楽になると思います。

いじめというものを過度に敏感にとらえず、「人間の愚かな本性の一つ」としてとらえるくらいにしておき、しょうがないな人間は・・・と独り言をいいながら次善のアクションに実行を移せばなんの問題もありません。悲観的にとらえないことが何よりも大事です。悲観的にとらえるとすべてがろくなことがない世の中という風になってしまいますから、人間の行動特性の一つくらいにクールにとらえながら、対策を講じることが大事です。

学校をやめるのが大変な場合も多々ありますし、無責任とも言われると思います。

そこで私が実行した中学の時のいじめを受け始めたときの対応策は「先生に逐一全部いう」という方法です。男のくせにと思われるかもしれませんが、いじめは立派な人権侵害です。一歩間違えれば犯罪行為にもなりうるので、しっかり毅然と先生に全部チクりましょう。

ここで大事なのは、一回や二回じゃなくて、随時やってきたことをそのままチクることです。継続は力なりで、ここまでやって担任が動かない場合、学校としても問題になりますので、とにかくひたすらチクってください。報復なんて恐れず、ひたすらチクる。これが大事です。

相手は人間の尊厳にもとる行為をしているわけですから、いいんです。徹底的にやってください。

これが大事です。

親にいっても仕方ありませんが、たまに勇敢な親は学校に乗り込んでくれたりします。しかし、これはファザコンマザコンの烙印を押されてしまいあまり得策ではないので、とにかく先生がいいと思います。同級生にいっても厳しいです。いじめっこというのは派閥ですから、長いものに巻かれるのが日本人であり、そこにわざわざあなたのために動いてくれる学生なんているわけありません。

生徒を保護する義務がある、それでサラリーをもらっている学校の担任の先生によくよくチクり続けるのが近道です。担任が無能で埒があかない野郎でしたら、副校長にチクってください。副校長はマスコミの対応をするいわば大体の学校で広告塔ですから、敏感です。いじめなんてすぐマスコミにたたかれますから、とにかく、対処を急ぐはずですから、副校長にいってください。

それでもだれもなにもしないなら、録音・録画して、音声プラットフォームとユーチューブにガンガンあげてください。いまはそれがきっかけでいじめが発覚して、マスコミが報じることがありますから、自分で世の中に告発してください。タフですが、自分の身を守るためにしっかりやってください。

いじめられている人はわかると思いますが、いじめてくる奴は大体時間・場所・タイミングが一定していますから、予想できるはずです。今は監視カメラみたいな撮影機材もあったり、ペン型の録音機もありますから、録音・録画の準備をしっかりして、その瞬間をしっかり撮影・録音して、顔をさらしてやれば問題ありません。

いじめをしている人間は人権を侵害しているのでこちらもそれ相応に対応してあげてください。今の時代はネットであっとういまに悪行が知れ渡りますので、使わない手はありません。

ネットショップでいくらでも、高性能な機材が売っていますから、しっかり公にしてあげてください。アクセス数も稼げればその世界でインフルエンサーにもなりえますし、こうした悪行の啓発活動にもつながります。

③いじめを未然に防ぐノウハウは?

four soldiers carrying rifles near helicopter under blue sky
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いじめにあうのは確率論とはいったものの、合わないほうがいいと思います。

というのも、学生から社会人になって基本的にいじめにあいにくい人はパワハラにもあいにくいです。ふざけた連中のご機嫌取りをやれといっているわけではありませんが、ある程度こういうタイプの人間はいじめにあいにくい=パワハラにあいにくいということが私の経験上わかっていますので

それをしっかり把握して自分の性格や動きなどに反映させていくことが大事です。

まずは、毅然とした態度を常にとるです。いじめ・パワハラは弱弱しく、抵抗しない、言いなりの人間が標的になります。100%間違いありません。いじめられにくい、パワハラにあいにくいタイプは何か言われても自分の考えと違えば、反論して意見をいいます。どんなに「生意気だ」「上司に逆らうのか」などと言われても毅然として態度を曲げない人間には、自然といじめ・パワハラ行為をしてくる人間は離れていきます。そもそもいじめパワハラをするような人間は性根は大変性格が弱くどうしようもなく人間としてダメな人間ばかりです。

だから、弱い人間をターゲットにして、少しでもダメな自分を優位のある立場にもっていこうとするくず中のくずこそがいじめを行う人間です。

クズにあわせる必要はありませんので、毅然とした態度をしっかりとることが大事です。慣れないうちは大変ですが、自分を守るためにひたすら毅然とした態度をとってください。それがあなたを守る唯一無にの方法といっても過言ではありません。

二つ目は、うまく手玉にとるです。上級者向けですが、先ほどもいった通り、いじめパワハラを行う人間は基本的に弱いです。ですから、その弱さを逆手にとって「〇〇さんも色々大変ですよね。苦労されていますよね」なんて、おもんぱかるような発言をして、「そうなんだよ」と調子に乗らせると、いじめパワハラにあいにくくなります。

自分を認めてくれる人間に対しては寛容になりますし好意も持ちますから、少なくてもターゲットにはされにくくなります。

ただ、一方でこの手法は距離が縮まってしまうため、対応したくもないいじめっこなどが近づいてくることが多くなり、ややこしくなります。基本的にはいじめやパワハラをやるようなクズ人間には距離をとったほうがいいので、相手にしたくないところではありますが、一回か二回しつこい奴にはこうしたうまく手玉にとりつつ距離を置くという上級者向けテクニックも使ってもいいかもしれません。

最後は肉体を鍛えることです。人間は動物と一緒です。体が大きいほうが有利です。身長は伸ばせませんが、筋肉を鍛えてガタイをよくすることはできます。実はこれが結構効果てきめんです。

筋肉を鍛えると胸筋や腕などが太くなり、見た目がごつくなると、自然となめていた連中もそんなに強めに言ってこなくなります。そうすると自分自身にも自信がもてて、言動にオーラが出てきます。

ですから、忙しいみなさんだと思いますが、筋トレは週何回か可能な限りジムで周囲にムキムキな人たちを横目に見ながらいそしむことをお勧めします。

自分でもびっくりするくらい変わることに気が付くと思います。

世の中はしょせん弱肉強食です。どんなに優しい人になれだの、周囲に気を使えだのいっても、それはたわごとです。金と権力がないと大事な人も守れません。自分が強くなるしかありません。

強くなってください。強くなれば自然と他人にも優しくなれます。とくに学生のみなさんは、人にやさしくするのは後にして自分を肉体的に精神的に強くなってください。勉強はそれからでもいいです。(了)

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