HSP×社畜のトキメキ処世術⑧プライドの調整 | 損切り君がいく

HSP×社畜のトキメキ処世術⑧プライドの調整

people working in a call center 仕事
Photo by Tima Miroshnichenko on Pexels.com
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こんにちは孤独のサイコマンです。きょうも大雨の中、ランニングです。
唯一のルーティーンですが、これをしないと、一日体調と気分がすぐれず活動量が下がるので
重要なルーティーンとなっています。

今回から不定期ですが、私が20年で複数の転職をへて学んだ仕事をするうえでちょっとした
事を意識するだけで仕事が楽になるコツをお伝えできればと思います。

それはプライドの調整という手法です。

プライドの調整

happy asian lawyer talking on smartphone in law office

Photo by Sora Shimazaki on Pexels.com

30代ともなると、現場とトップとの調整役などを任されることも多くなりますが、
それ以外も社内や社外での調整役を任されるケースが最も大変だと思います。

その時意識するのは各々のステークホルダーの「プライドの調整」を意識することです。

営業、人事、経理、開発、総務、新規事業の立ち上げ、職種は色々ありますが、日本は決済文化なので、必ず、消費者はもちろん、社外の取引先や得意先、社内では上司や同僚、先輩、はたまた後輩、などの多くの人々の意見や考えの調整をする必要が出てきます。

自分一人で仕事が完結するような職場はほぼないでしょうから意外にこの個々の意見や主張、考え方の調整がストレスになり、「まとめられない」と会社に行きたくなくなるケースもあると思います。

その際、みんながみんな「スムーズに仕事を進めるうえで最大公約数」の選択をしてくれればいいのですが、ご想像の通り、そんなはずはありません。

価値観を決して曲げないガッチガチの上司や絶対後に引かない取引先などが必ず立ちはだかります。

しかし、その上司の言うとおりに企画書やプレゼンの資料などを変更しても、さらに上の管理職からダメだしをくらってしまい、結局に元の案に戻すもまた、上司に「なんで元に戻した」と
つめられる始末。

後ろには後輩が「私の意見が繁栄されていませんが。わざとですか」と嫌味を言われて、さらに、取引先には「いつになったら企画の中身が出てくるのか」などと電話がかかってきて。。

最悪こういった板挟みが続くとうつ病になってしまいます。

年功序列の最大の弱点

funny australian shepherd sitting on camp chair in mountainous terrain

Photo by Jessica Jochheim on Pexels.com

多様な考え方、価値観を持つ人々がみんなが納得する答えに落とし込む作業が必要になってくるんです。どんなに自分が「これが一番正しいと」思った企画であったり、プレゼンスの資料であったり、決裁書類であったりしても、自分の我を通しても絶対うまくいきません。

これが日本の企業の特徴である年功序列の最大の弱点でもあります。

そこを嘆いてもしょうがないので、まずはステークホルダーの「プライドの調整」をすることが大事です。

一番やっかいなのは同じ職場にずっといて、融通がまったく利かない50~60の管理職の男性です。
端的にいいますと各々の「仕事に向かう上での価値観」ひいては「人生の価値観」をしっかり把握することです。

その部分を損なわない形で業務を進めるのが望ましいのです。

商品としてもこれだけ価値観が多様化している社会では「絶対これが売れる」「絶対この企画がみんなに受ける」という共通の答えを見出すのは困難です。

ですから、自分の仕事を遂行する上では、そうした壁になりそうなステークホルダーの特性を把握し、そのプライドをくすぐるようなうまい提案の仕方などを模索することが一番大事です。

板挟み力を上げろ

crop man covering mouth of woman

Photo by Anete Lusina on Pexels.com

こうした難関でいつも問われるのは「板挟みにあう力」です。

様々な利害関係者の落としどころをどう図るのか、、、実は会社としてもこういう能力を求めることはかなりあります。

新入社員に求める能力第一位にいつも燦然と輝く「コミュニケーション能力」というのはこうした複数の利害関係者の「調整能力」のことなのです

個々人でいくら突出した能力があっても、一人では仕事は完結しないのです。

ですから、一人一人の能力の最大公約数をとれることが出来る人材が実は相当重要なのです

具体的にはプロデューサー業なんかはその典型的な職種だと思います。

演者や作家、演出などさまざまな職種がかかわる作品の一人一人の能力を最大限に発揮するためにはそれぞれの利害関係を調整する必要があります。相当骨が折れる作業になると思いますが、

スタジオジプリのプロデューサーの鈴木敏夫さんは一つの作品に関わる多くの人達のモチベーションを保ち、そしてプライドを調整しつつ、利害関係も含めて、全体をまとめあげる手腕は有名だとよくいわれていますよね。

僭越ながら、私ですら、こうした板挟みに過去何度もあい、何度も同じメンバー同士でいったりきたり、主張要望など聞いては調整する日々を繰り返し、「いいかげんにしろ」と言いたくなるようなこともありました。

 

でも、一つ言えるのはみんなそういう立場に立ちたくないんです言いたいことだけいってその調整をしてくれるのを待つのが一番楽なんです

ですからそうした調整役を担うのは往々にして優秀な人材であることも事実です。また、会社がもしそういう仕事をあなたに任せるなら間違いなくあなたの能力を認めていることになります。

ですから、こうした調整役を任せられるみなさんは、自分の自信を持って、様々な価値観やプライドを持っているガッチガチのステークホルダーの心を溶かしていってください。

本当に大変な仕事ですが、私も乗り越えてこれましたので、みなさんならできるはずです。頑張ってください。

コメント

  1. Uttessy より:

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