HSP×社畜のトキメキ処世術(76)新社会人に贈る「途中でやめていい」ワケ | 損切り君がいく

HSP×社畜のトキメキ処世術(76)新社会人に贈る「途中でやめていい」ワケ

drone recording video while flying above autumn trees in countryside 人生
Photo by Victor Pace on Pexels.com
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おはようございます。孤独のサイコマンです。きょうから新年度です。

ランニングしていましたら、大学の入学式で多くの新入生と保護者が大学の正門前で記念写真を撮影していました。

天気もよく、みないい表情で自分の入学式のときを思い出しました。

あの頃は当たり前のように、新入生歓迎会で毎日飲み歩いて、どこに行ってもタダで飲めて、、、多くの同級生たちと語り明かしたのですが、今はそれが出来ず、マスクをつけながら、授業もオンラインにと時代があまりにも変わったことを痛切に感じます。

本当に、今の時代に学生になるみなさん、新社会人になるみなさんは私が経験した就職氷河期のころよりさらに険しい道のりが待っていると思いますが、だからこそ、自分のやりたいことを目指して突き進んでいってほしいと思います。

きょうは、新入生、新社会人に贈ります社畜の格言として「途中でやめたっていい」ワケをお伝えします。

①やめる=方向を修正するということ

trendy young lady catching cab on city street
Photo by Dario Fernandez Ruz on Pexels.com

ちなみに私は大体途中でやめてきました。

さかのぼると小中高大といずれもスポーツの部活や同好会に所属していましたが、いずれも途中でやめました。

また、社会人でも転職は2回して、一番長いのは一社目の8年です。結婚生活も1度やめています。

理由は様々です。「飽きた」「人間関係が嫌になった」「パワハラを受けた」「給与があがらない」「将来性がない」「楽しくない」「なんとなく・・・」「監督が暴力的だった」「監督が依怙贔屓していた」「会社自体がプロパーに甘く中途に厳しかった」などとにかくいろいろな要素が理由です。

ちなみに、学校についても、高校は正直途中でやめたかったと思っていました。

いじめにあっていたのが理由です。ですが、小中高までは義務教育でやめられないので我慢していっていました

子供に選択権がないのは本当に馬鹿らしいですが、今の日本社会では仕方ないですね。

話がそれましたが、やめるという言葉の印象が日本ではよくないですよね。

でも私は「やめる」ということは新しい何かをはじめるチャンスが生まれることだと思っています。

日本社会は「途中でやめる」=挫折した人間、根性がない人間、こらえ性がない人間とマイナスイメージにとらえがちですが、私はこれはおかしいと思います。

なぜなら、世の中は、多くの組織で成り立っており、学校にしても、会社にしても、所属する団体においてはその特徴や所属している人間、将来的なビジョンなどから、こちらで選択権が与えられてしかるべきだと思います。

なぜか、日本は小中高は義務教育で指定された学校にいき、唯一選択できる大学は「大企業に入るために面接でアドバンテージをとるための大学」というスタンスで選び、人数が多く資本規模が大きくなかなかつぶれない「大企業」に正社員として入社しておけばとりあえず安泰・・・みたいな発想が根強く残っていて、大変疑問に感じます。

こういう硬直性が日本社会を堕落させていく最大の要因だと思います。

パワハラ、セクハラ、暴力、貧困などの温床にもなっているのがこの硬直性だと思います。

途中で嫌になったら違う道を探す この当たり前の事が受け入れらえる必要が日本にはあると思います。

②一人一人「適正」があるのは当たり前!!

wood person woman art
Photo by Cristian Rojas on Pexels.com

また、これも不思議なのですが、「1人1人適正がある」という当たり前のことがわかっていない人間が多いと思います。

私も転職2回して痛感しましたが、「自分はこういう風に生きてきたんだからお前も同じようにやれよ」という管理職、上層部があまりにも多すぎます。

自分は嫌なこともやってきたので希望部署をいうなんてありえないとか、上司のいうことは絶対で意見をいうなんてありえないとか、飲み会に誘われたら当然いくでしょ?とか、、

とにかく「価値観の押し付け」がえげつない、人間が多すぎます(特に50~60代の男・・・)。

この特徴は残念ながら、30~40代の男性においてもそういう硬直的な上司に影響を受けてしまい、

同じような価値観の押し付けをしてしまう人間になってしまいがちなのです。

これはもう、国の問題といってもいいと思います。国が硬直的な仕組みの教育制度を押し付け、その教育制度育った学生が、画一的でいうことをきいて、残業し放題、給与は抑え放題にしても文句を言えない、搾取型人間を採用し、企業の法人税は外国より少なく抑えるくせに、個人の所得税、法人税などは毎年あげていく。。。しかも源泉徴収で搾取されていることすらわからないような仕組みにして、老後まで搾取のループから逃れられない。。。

はっきりいってとんでもない社会だと思います。それ気づいていればまだいいですが、気づかず、安酒を飲んで、集団で上司の悪口をいってストレス発散させて、また安月給で働かせ続ける・・・

これで日本の生産性があがるわけがありません。もっと1人1人の適性に目を向けた教育制度、企業も社員育成制度をしっかり充実させて、フリーにどんどんなってもおとがめなし、また戻ってきてもいつでも受け入れるような「柔軟性のある社会の仕組みづくり」をしていかないとこの先真っ暗だと思っています。

③新社会人・新入生のみなさんへ「やめていいんだよ」

selective focus photography of woman standing near green plant
Photo by Edu Carvalho on Pexels.com

今月から新社会人、新入生として第一歩を踏み出すみなさん。

違和感を覚えたり、「あれ、思っていたのと違うな・・・」と感じたり、「嫌な上司がいるなああ・・・」と思ったり、「面接のときと全然話が違う!!」と憤ったり、もし、思い描いていたものと違う現実が直面したら

「石の上にも3年」じゃなく「石の上にも3秒」の精神でとっととやめてください!!

石の上に3年いても体に苔がはえて、動かなければ新陳代謝が落ちて、同じ景色しか毎日見えないだけですから、心身ともに病気になるだけです。

考える前に動いた方がいいです。今の時代は特にそうです。会社はぼんぼんできていますし、大企業だってつぶれていきます。

そのとき「石の上に3年」といっていたじゃないか!!!!と誰に叫んでも誰も相手にもせず、ただ脱落していくあなたを見向きもせずみな前に進んでいくだけです。

違和感を感じるなら、やめたほうがいいです。修正してください。違和感感じたら病院いってみてもらうじゃないですか。それと一緒で、自分で点検して、方向を修正するのです。

そこに立ちはだかるのが「お金」です。

私もお金では苦労しましたが、「なんとかなる」と思います。今の時代、衣食住については大変安値でなんでも購入できますし、家だって空き家だらけなんですから、家賃も探せば激安物件が絶対あります。究極、実家があれば、在宅で仕事できる企業を探して、実家で在宅で仕事をすれば、家賃0で食費だっておさえれば2~3万円、光熱費はただ、衣類だって、ユニクロとか使えば激安で暮らせますよね?

金で思考を拘束されるのが一番の問題です。家族や子供などがいたら別の話ですが、まだ20~30代なら、むしろもっと積極的に動いて転職・起業など手当たり次第に行っていくのがベストじゃないかと思います。

私もいま3社目でだいぶ苦労していますが、古い体質でもう一度転職するか、それとも資格をとって独立するか、かなり悩んでいます。しかし、動かないのが一番精神衛生上も問題があります。

とにかく動く!(ホリエモンみたいなになっていますが・・・・)堀江さんがおっしゃっていることは真実だと思います。エネルギーも使いますが、逆に動くと楽になります。みなさん考えずにとにかく手数を出して動き続けてください。応援してます。

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