HSP×社畜のトキメキ処世術(78)依存人生は精神疾患になります | 損切り君がいく

HSP×社畜のトキメキ処世術(78)依存人生は精神疾患になります

old church with bell tower under cloudy night sky 人生
Photo by Skylar Kang on Pexels.com
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みなさんおはようございます。孤独のサイコマンです。きょうは日曜日ですね。

新入社員のみなさんは初めての週末いかがでしたか。かなりお疲れだと思いますのでゆっくり休んでください。

きょうは「分散人生」のススメについてお話したいと思います。

私たちは幼少時代には「両親」に、学生時代は学校の先生に、会社員になれば会社に、恋愛であらば相手に、

少なからず依存して生きてきたと思います。その生き方が実はものすごい危険だということをお伝えします。

①依存している人間が豹変したら・・・

facades of aged buildings on city street
Photo by Erkam Hayta on Pexels.com

依存しているというのはその対象者があなたを守ってくれる、もしくは味方であるという前提にたっていると思いますが、これが生涯ずっと続く保証はまったくありません。

依存している対象者がどんなに素晴らしく信頼できる人間であっても「豹変する」危険性は常にあります。

両親であれば、突然離婚して、いなくなってしまったり、勤め先が倒産して、養えなくなり、夜逃げしてしまったり、あるいは仕事のストレスでヤケ酒をするようになり、暴力を振るようになったり、、、。実際、ニュースでもよくみるように虐待や家族間の殺人・暴行・傷害事件は後を絶ちません。

一番身近にいるからこそ豹変してしまった後は最も危険な対象者となります。

さらに、学校生活で依存度が高いのが担当教師だと思います。ただ、これも、人間ですから

ある日突然、その生徒に敵意をむき出しにしたり、公平に扱わなくなったりする危険性はあります。

大学の進学の相談にも誠意をもって対応してくれなかったり、あるいは別の生徒にいじめられている相談をしてもきちんと対応してくれなかったり、、、その裏切られた感覚は筆舌に尽くしがたいと思います。

会社という組織においても一つの会社に依存する危険性は常にあると思ってください。

会社は業績が悪化すれば、あなたの人生なぞ関係なく容赦なくリストラ、減給、配置転換をしてきます。

民間企業というのはそういうものですから、一つの会社に依存していれば、その意向に従わざるを得ないのです。

ですから、副業をしたり、独立をしたり、一つの会社へ依存する生き方は改めた方がいいと思います。

②依存は「裏切られた」ときのショックが大きい

brown eyes of scared young person
Photo by samer daboul on Pexels.com

一つの組織・一人の人間に依存する人生は危険です。

なぜなら、「裏切られた」ときの反動が強く、精神的な病になる危険性もあるからです。

よくありがちなのは「恋愛」です。

男女関係なく、1人の人間に「ずっと一緒にいてくれる」と信じていると、思いがけないしっぺ返しをくらいます。

私も一度離婚を経験していますが、その離婚したときはちょうど転職活動をしているときであまり休日も出かけたりできず、相手もフラストレーションがたまっていたようです。

ただ、私はよりよい待遇のところを目指していい生活ができるようになるからと何度もいっていましたが、

相手にとってはその気持ちは伝わっていませんでした。

いってしまうと、私の一方的な思い込みだったともいえます。より待遇がよい企業にいけば相手も幸せになるとは限りません。お互いはそれぞれの価値観があり、価値観の押し付けをしてしまっていたことになります。

しかし、やはり結婚生活とは「お互いに依存」している状態ですから、金銭・精神面で一気に崩壊する危険性があると常にリスクを意識しなければいけません。イチロー選手がユーチューブで結婚はギャンブルだとおっしゃっていましたが、まさにその通りだと思います。

そのくらいの気持ちでいなければ、恋愛・結婚ともにとんでもない末路を迎えることになります。

元交際相手にストーカーをされるという事件は後をたちません。最悪の場合は殺人や傷害事件にまで行き着いてしまうケースもあります。

また、女性に多いと思いますが、いなくなった相手を思うあまり、自殺未遂をしてしまったりするケースもあります。それほどまでに信じていた相手に裏切られるという衝撃は大きいのです。

そうでくても金銭面で大黒柱がいなくなりシングルマザーとして貧困層に陥ってしまうケースはいくらでもあります。相手がいなくなったら・・・そう想像しておくことが大事ですが、やはり相手を信じすぎてしまうことがいかに危険かということです。

ですが、みなさんにいいたいのは「それが当たり前」だということです。相手は血のつながった家族ならまだいいですが、見ず知らずの他人がたまたま、同じ時間、同じ空間を共有して仲良くなって恋愛に発展しただけですから、

それで結婚して将来ともに一緒に生活するというのはあまりにも危険だと思います

③常に1人になった事態を想像すべき

unrecognizable man standing on waving seashore
Photo by Rachel Claire on Pexels.com

他人に依存する人生は危険だと繰り返しのべきました。中には「さみしい考え方だ」と思う人もいるかもしれません。

もちろん家族や会社の同僚、友達など素敵な出会いがたくさんありますが、最終的には「常に一人になったら・・」という最悪のケースを想定しておくことが大切です。

私も会社を2回転職して1度離婚をしていますから、同じ組織・人間に依存することがいかに危険かは身を以て経験しています。

とくに、離婚はかなり衝撃を受けました。転職活動もようやく終えて、次の会社が決まったときは抱き合って喜んだにも関わらず実は心はもう離れていたという衝撃と、ずっと一緒にいた人間が突然いなくなるという衝撃、これは経験した人間でなければわからないものです。

みなさんも家族だったり、友人だったり、会社の上司だったり、夫婦であったり、恋人だったり、色々相談にのってくれたり、頼りにできる人達がいると思います。

ですが、あくまでも「他人」として明日になればその関係はどうなるかわからない前提で生きていく必要があります。他人に頼ることはいうなれば「相手の思うがままに搾取されてしまう可能性」をはらんでいます。

もちろん、そこはコントロールしながら付き合うこともできますが、それよりも、精神面でのダメージを防ぐためには、いきなり想定外の事が起きるよりも普段からそういうマインドセットでいることが何よりも大事だと思います。

まったく平気な人もたくさんいるとは思いますが、私は大変きつい目にあいました。

ですから、世の中そんなに強い人ばかりではないと思いますので、このリスク管理の在り方についてぜひ共有できればと思い筆をとった次第です。

それではまた。

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