HSP×社畜のトキメキ処世術(81)「やりたい事」見つからないあなたへ | 損切り君がいく

HSP×社畜のトキメキ処世術(81)「やりたい事」見つからないあなたへ

man in blue suit 仕事
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おはようございます!孤独のサイコマンです。きょうは天気がいいですね。

気温も本当に1年で一番「ちょうどいい」季節に入ってきました。

4月は色々と新しい環境で新しいことを始める時期でもあります。新社会人、新入生のみなさんは

いまちょうど新生活がスタートして一週間がたったころでしょうか。

なかなか、思い描いていた生活とは違ったという人もいるでしょう。

よく取り上げられることとして「やりたいことがみつからない」という声がありますよね。

「やりたいこと」って簡単に見つかるのものでしょうか。そんな「やりたいこと」探しで四苦八苦しているあなたにきょうは私の経験を基に「やりたいこと」が見つからない場合、どうすればいいのか?についてお話していきたいと思います。

①「やりたい事」20年見つかっていません!

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かくいう私も社会人20年目ですが、安心してください。やりたいことみつかっていません(笑)

自分の話で恐縮ですが、私は記者職を志望して、最初は新聞社に入社しました。

しかし、新聞が第一志望だったわけではありません。

テレビが給与が高く華やかだという時代でしたので、「絶対テレビ報道記者になる」と夢見て

必死に就職活動をしましたが、一番進んだ民放でも4次面接くらいだったと思います。

面接が落ちたときはこの世の終わりかと思うくらい落ち込みました。

就職氷河期ということもあって、内定がなかなか取れず、焦りもあったと思います。

マクドナルドや三井不動産などマスコミとまったく関係ない業界もある程度受けましたが、見事なくらい

全滅しました。

今思うと、「華やか」「かっこいい」「給与が高そう」「有名人に会えそう」などと浅はかな志望動機のみで受験をしていたので、受かるわけがありません。。。

ただ、当時は「絶対この業界で働きたい」という思いもなかったので、やむなく消去法で、安易な発想で志望する企業を選んでいたのも事実です。

その後、2回転職をしましたが、今もやりたい事をやれているかといわれれば「疑問符」がついています

もちろん惰性で生きてきたわけではありません。ご存じのとおり、転職活動というのは莫大なエネルギーとリスクを伴うものですから、それなりに覚悟を決めて転職活動をしました。

しかし、残念ながらその動機についても「今の業界が衰退しそう」「給与が下がりそう」など消極的理由で転職活動をしていたのも事実です。

今も毎日、色々な業界のニュースをみながら、「本当に自分がやりたいことはなんだろう・・」と暗中模索の日々を送っています。

ですから、やりたいことが見つからないであせっているあなたに言いたいのは「安心してください。そんな簡単に見つかるものではありません」ということです。(笑)答えになっていないと思いますが、かなり考えてきた私でさえ、そうなのですから、簡単に見つかるものではないのです。

②ライスワークからライフワークへ転換できるか?

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もう一つ、「やりたい事」の絶対的な障害となって立ちはだかるものは「お金」です。

1社目の会社は給与が8年目でも500万円程度でした。平均年収からすれば若干よいくらいかもしれませんが、

やはり貯金はなかなかたまらず、思考回路としては「生活のため」「飯を食うため」という前提での労働になってしまっていました。「生きていくためにやむなく働く」という思考だと「やりたいことを見つける」ところの思考までたどり着くことはできません。

「これはまずい」と思った私は同じ職種でもより給与の高い会社をめざして転職活動をしました。

それなりに実績は積んでいたので、ある程度スムーズに転職はできましたが、一社目の幹部からは「裏切り者」呼ばわりをさんざんされました。転職は人間の本性に触れるメンタルをやられるほどの大きなイベントです。

私はそれをすでに2回しています。しかもいずれも正社員としての転職なので、骨が折れました。

「もっと楽に生きていきたい」とも思いましたが、自分の性格上妥協したくないという思いが強く、

より高待遇の会社をめざしつづけたのです。お金がたまればある程度精神的にも余裕が出てきて、仕事をしながらやりたいことを探すこともできるかもしれないという安易な考えもありました。

ですが、世の中、甘くありません(笑)。給与水準が上がればそれにちゃんと比例して求められる成果水準もきっちりあげられてしまいました(笑)。ですから、私は2社目はわずか3か月でダウンしました

肺炎のような苦しさが毎日続き、「これはもう体が拒否反応を示している」となり、1年半で部署異動となりました。

思い返すと「やりたいこと」よりも「お金」を優先すると生産性が上がるはずもなく、こうしてメンタルをやられて、体を壊して休職したり、退職したりしてしまうことになるリスクがあるということです。

結果的に給与よりもやりがいを優先したほうが後々考えれば結果としてはいい方向に向かったと思いました。

ライスワークというのは飯を食うために働くという「消極的労働」です。

ですから、みなが生きがいを求めて「ライフワーク」を見つけられるようになればいいとは思いますが、そう簡単にはいかないのが実情です

③色々試してみるしか方法はない!

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結論としてはやりたいことを見つけるには「色々同時並行で試してみる」しかないと思います。

仕事にかまかけて、私はやすみの日は、テレビ見て、ランニングして、飯食ってダラダラして寝る生活をしていました。しかし、それでは何も変わりません。

世の中の求めるニーズは次々かわりますし、プラットフォームも次々あたらしいものが誕生する中、やりたいことがもし見つかったとしても「また次の新しいやりたいこと」が見つかるかもしれないと思ったのです。

実際、私は3社目は大学のころから行きたかった業界にようやく転職できたと当初1年間は喜んでいましたが、

2年目に入ってくると慣れてきたこともあるのですが、日々仕事をしているうえで「これが俺のやりたかったことなのか?」と悶々と考える日々が再び続いたのです。

周りから見ると「ようやくやりたいことが出来る会社に入ったのに・・わがまますぎるじゃないか」と言われることもありましたが、「自分の感覚」でいえば、「ちょっと違う」が正解だったのです。

いってしまうと1つの会社で働いているから、重くて動きが鈍くなるのです。色々試して柔軟にやりたいことを変化させていくのが理想だと思うのですが、今の日本社会は終身雇用・年功序列で「一つの仕事を死ぬまでやる」的な発想が根強く残っていて、転職が容易ではありません。

でも、それでは、本当にやりたいことがみつからず、一生が終わっていってしまう人がたくさん生まれてしまいます。「仕事なんてそんなもんだ。飯食えるだけありがたく思え」と言われてしまえばそれまでですが、それはまた古い考え方なのではないかとも思います。

結局結論としてはやりたいことは「日々かわっていく」ものだと思います。ですから、それに応じて、自分自身も日々動いてトライ&エラーを繰り返すことでしか、充実した人生を送る道はないと思います。

変わり続けるということは大変に困難ですし、疲れますし、人間関係も構築しなおすことも大変です。

ですが、同じ場所で定年まで働いてぬるま湯のなかで、沈んでいく人生がいいのか、熱湯を浴びながら、次々新しい桃源郷を求めて動き続けていくのがいいのか、これは人それぞれだと思いますが、間違いなく、変化を求める人生のほうが、充実していると思います。

私も今もまだ変化を求めて、資格試験の勉強をしたり、ブログやユーチューブをはじめたり、株式投資をはじめたり転職活動をすすめたりととにかく行動をしています。

いってしまうと「何が当たるかわからない」ということなんです。宝くじよりも確率の高い自分しか買えない宝くじを日々探していることだと思うのです。

みなさんも同じ場所で悩んでいるよりはとにかく動いて動いて動きつかれてくたばるまで動き続けてみませんか?

そこから新しい何かが見えてくると思います。

それではまた。

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