おはようございます。孤独のサイコマンです。きょうは寒いですね。天気はいいですが2月並みの気温でしょうか。
私は毎日ブルーベリーヨーグルトを食べているのですが、きょうは腹巻をするのを忘れて腹が冷えたせいで、手足も寒いです。。早く春が来てくれるといいですが、コロナもまた数が増えて、まん延防止措置が東京も12日からとられてしまいます。
結局午後8時までの営業に逆戻り。いつまでこの生活が続くのか、、、自分で割り切るところは割り切らないといけませんね。
きょうは、私が数々受けてきたパワハラの個別事例を基にどうやって対策をとればいいのかをお伝えします。
①「定時に帰らせない」パワハラ
私が最初に受けたパワハラは定時に帰らせないパターンです。
私はまだ23歳くらいの新人でしたが、上司は40代半ばくらいだったでしょうか?
とにかく朝弱く夜強いタイプで昼過ぎに出社しては夜12時過ぎまで帰らないという非常識人間でした。
なぜこんなことが可能なのか?ふつう会社というのは部署ごとにおおくの人がいますから、こんな勤務をしている上司がいれば人事なら、部の幹部に連絡がいくはずです。
しかし、私が最初勤務していた部署はなんと本社ではなく、出先機関のわずか社員スタッフあわせて4人しかいない小さいオフィスだったのです。
上司と先輩と私と経理スタッフの計4人しかおらず、もちろん私含め上司以外の3人がその勤務態度に意見をいえるはずもないわけですから、上司はやりたい放題だったわけです。
このように出先機関だとまさかの上司にとっては天国状態の職場があるわけです。逆にどんなパワハラセクハラをしようが、ほかのメンバーがみな黙認していたら、どうしようもないという地獄のような部署になってしまうのです。
私と先輩はとにかく上司のいいなりで、仕事も最後まで付き合わされていました。しかし、私と先輩はいつも午前9時には出社していましたから、いつも14時間くらい勤務させられていたわけです。
しかも、厄介なのは、上司のほかにもう一人の先輩がくそまじめで上司と一緒に昼ころ出社にしませんか?と相談したことがあったのですが、「いや俺は9時にくる」と言ってきかず、もうこの先輩と上司の板挟みにあい、
第一回の病み期間に突入したわけです。(笑)
いくら23歳と若くても、心身ともにダメージは蓄積していく一方で、ストレスで女遊びに走ってしまい、
それはそれでトラブルが重なり、仕事・プライベートともに最悪でした。
酒の量もふえ、とにかく「早く上司が異動してくれ!!」と毎日祈っていました。
結局この時の対策としては私は営業的な仕事をしていたので、取引先をひたすら朝から回って直帰するという戦法に切り替えました。
いろいろ「どこにいるんだ?」「一回戻ってこい」とか言われていましたが、そんな非常識な上司と先輩の相手をずっとしていたらこちらが体を壊すと思って、すっかり寄り付かず1年半過ごして上司が無事異動してくれました。
その後きた上司は喜怒哀楽が激しく情緒不安定でしたが、最初の上司よりは3倍くらいましだったので今振り返ればよく耐えたと思い返しています。
②連絡をひたすら求めてくるサイコパス
2人目は連絡をひたすら求めてくるタイプのサイコパスでした。
取引先との会食であったり、日中の面談であったり、とにかく一日何人もの取引先との面談がある仕事でしたので、
あまり職場にはいないのですが、終わるたびにメールや電話で「どうだった成果はあったか?」などと報告を求めてくる上司でした。
人間何が一番きついかといえば「自由裁量が少ない」仕事なんです。
この時はとにかくホウレンソウがきつくて、自由裁量がなく、頭がおかしくなりかけていました。
上司も残念ながら若いころにさらにその上司にさんざんパワハラをやられて、頭がおかしくなっていたそうです。
結局パワハラは負の連鎖で終わることがなく、「やられたら(下に)やりかえす。倍返しだ」みたいな風潮がどこの会社にもあります。
私はこのときまだ入社して3か月くらいでしたが、残念がら体調を崩しました。
ですので、私は上司のさらに上司に「もう無理です」と相談して、部署内の配置転換という形で逃走しました。
次の部署は私より若い社員1と私だけの離れ小島だったので、大変やりやすく快適でした。
いかに近くにいる人間がうっとおしいと仕事のモチベーションや心が壊されるか身に染みて感じました。
逆に最初のケースのようにあまり職場にいなくても電話やメールでもこころを破壊されることもあることがわかり、
上司はとにかく宝くじと一緒でほとんど外れだということを身に染みて感じているきょうこのごろです。
③ひたすら激高型のウルトラクレージー
最後の1人はめちゃくちゃキレやすい、スーパー激高型のウルトラクレージーです。
特定の誰かというわけではなくて自分が気に入らないことがあると誰彼かまわず、かたっぱしから切れるという
稀有なパワハラ気質の人間でした。
逆に私としてはこれまでネチネチの気持ち悪い人間しか上司にいなかったので、ここまでブチ切れ続ける上司が逆に新鮮で観察していました。なぜこんなに切れるのか?ということを考えていました。
対策としてはとにかく本音を聞き出すこと。なぜ怒るのか理由を探ることでした。
何回か飲みにいったのですが、ようやく理由が3回目くらいでわかったのです。
それは「仕事で手を抜くやつは許さない」というロックンロール的な発想でブチ切れていたそうです。
ただ、仕事で手を抜いているかどうかは、個人個人で違いますし、一生懸命やっても結果的にその上司の満足する水準に達しないと「手を抜いている」という判断にされてしまうのは「きついな」と思いました。
要するに「自分の価値尺度で全員を見る」タイプなので、こういう人間は部下としてはめちゃくちゃきついタイプです。色々な人間がいて色々な能力の人間がいて、それぞれ目的が違う(お金だったりやりがいだったり)。そういう基本的な事がわかっていない上司が実は世の中にあふれています。
ですから、こういう自分の尺度でしかすべての人間を見られない上司についてはさりげなく諭しをいれるしかありません。「あの人はもともと仕事がそんなにできるワケじゃない」とか説明をいちいちするしかないのです。
それともう一つは事前にブチ切れられている人間をサポートしておくことです。そうすれば仕事は結果的に出来ているので、ブチ切れることはなくなります。ただ、その分自分の負担がますので、あまりおすすめはできませんが、、、
とにかく喜怒哀楽の激しい上司をもつとそれはそれで「いつ今日はブチ切れるか・・・」と心臓ドキドキで仕事をしなければいけなくなるので、大変です。
心が弱い人はたぶん1ヶ月も耐えられません。しかも問題なのはフロアが大変広く100人以上働いているフロアなのに、誰もその怒声をあげている上司をとめないことです。
日本社会の縮図のようです。電車で困っている人を誰も助けないとか、殴られている人を誰も助けないとか、、、
日本人はトラブルが嫌いなので、とにかく関わろうとはしません。それが問題だと思いますが、、
私は少なくても困った人は可能な限り助けたいと思います。このクレージー上司もやはり後日聞いたら心を何度か壊していたそうです。
結局パワハラは先ほどいった通り負の連鎖なんです。「(上に)やられたら(下に)やり返す。しかも倍返しだ」というルールでもあるかのようにしっかり引き継いでいきます。これを断ち切らないと犠牲者は全国ありとあらゆる会社で絶え間なくうまれてしまいます。
私はパワハラをなくすための発信を引き続きしていきたいと思っています。
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