おはようございます。!孤独のサイコマンです。
最近キャリアコンサルタントの授業に出ていますが、みなさん意識が高く、
平日は仕事しながら土日を使って授業を受けているようです。目指す理由はさまざまで、
人事部にいるので資格をとってより適格なキャリアアドバイスを社員にしたいですとか、
もともとコンサルの講師をしているのですが、資格をとってよりはくをつけたいとか、、色々な背景があって資格取得をめざしているようです。
何歳になっても勉強し続ける姿勢は見習いたいですね。私も負けずに頑張りたいです。
さて、きょうは年々増加している適応障害についてお話いたします。適応障害というのは「ある特定の状況が出来事がその人にとって辛く耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が出る」ことを言います。
悪化するとうつ病になってしまう危険な状態です。
ですが、今の社会情勢で、適応障害になることは別に異常なことではないと思います。
それについてご説明いたします。
①精神疾患は増加の一途をたどる
精神疾患は年々増加していろい平成29年は年間400万人を超えています。うつ病、不安障害、統合失調症、認知症など様々な症状がみられる。適応障害が悪化すれば、こうしたうつ病などに分類されることになります。
適応障害が起きやすいのは、会社で働いている方です。(それ以外ないといってもいいでしょう)
特に部署異動の配置転換や転職、入社など環境が大きく変わったときに起きやすい症状となります。
私も転職を2回していますが、何度か適応障害になっています。
一回目は2社目の転職時に上司が冷徹無比のパワハラ上司で、仕事を全く教えないうえに朝から晩まで業務報告を求められ続け、上層部に相談しても「言っておくから無理せずやってくれ」と言われたものの、むしろ「上に相談するなんて卑怯な男だ」とよりパワハラが悪化してしまい、結局転職3か月目にして、2週間休んで、配置転換となったものです。
とにかく一人や二人ではなく上層部全員がパワハラ体質でした。そういう会社だということを知らなかったのですが、誰に相談しても一緒だったということです(笑)。
その後、会社の心療内科に通いましたが、定期的に薬をもらうだけで抜本的な処置は何もありませんでした。
しかも部署異動した後も、パワハラ上司(突然怒鳴る叫ぶ、定規でたたく・・・)など後を絶たず、あまりにもひどい会社だと感じ、転職を決意しました。
ですが、適応障害といっても、この状況で耐えるほうが馬鹿だと思いますので、とっとやめて正解でした。
②いまの日本の会社は適応障害になりやすい
今の日本企業はそもそも適応障害になりやすい性質を持っています。
それは年功序列・終身雇用だからです。メンバーシップ制度でもあるため、定期的に有無を言わさず配属転換されて、どんな仕事か誰と仕事をするのかも直前まで教えてもらえない密室主義がはびこっています。
私もこれまで3社で働いていましたが、内示前に次の職場を教えてもらったことは一度もありません。
ですから、拒否権がないのです。おかしいと思いませんか?自分が働く場所を事前に教えてもらえず、しかも実際仕事してみて、パワハラだの業務多寡でダウンしたら「お前のせいだ」という風にして、休職してもその職場の責任は問われません。
新社会人やこれから社会人になるみなさん、こういう会社がほとんどです。自分の希望は通りませんので、覚悟をもって入社してください。(ベンチャーなどは通ることもあるかもしれまん)
これは、年功序列・終身雇用で安定した給与や待遇を維持させるための奴隷制度だといってもいいと思います。
奴隷として働かせる代わりに、職場については文句をいわせない。こちらの思い通りに働いてもらうといういわば「バーター」なのです。
最近、FIRE(ファイナンシャル インディペンデンス & リタイア アーリー)という言葉がはやっていますが、これはそういう奴隷制度に嫌気がさして独立したい若者が増えているからだと思います。
ユーチューブを見ていてもFIREします!といったユーチューバ―が増えています。30代にしてセミリタイアしましたといった話を聞くたびに「時代は変わった」と思うと同時に「これまでの日本社会が異常だったんだ」とも私の考えが普通なんだ・・・とも感じました。
③適応障害で悩んでいるみなさんへ
適応障害で悩んでいるみなさんへ。
「俺は(私は)ダメな人間なのか・・」と思うことは全くありません。
今の、そしてあなたの所属している会社がダメなのです。適応障害になる人は真面目で頑張る人が多いです。
仕事は手を抜いてうまくだましだましできるような人間の方が生き抜いていきます。
特に危ないのは1年未満の「新入社員」と1年未満の「中途社員」です。
どちらもそれぞれの企業の「奴隷制度」に慣れていないので、あまりにも過酷な場合もちろん心身ともに体を壊します。
それはあなたのせいではなくて、会社の責任です。ですから自分を責めることはまったくありません。
適応することが難しい仕事を押し付けて、耐えられるのはプロパー社員でもう5年以上勤めている洗脳された人間たちだけです。
おかしいと感じなくなった末期症状の方々です
むしろ、普通じゃないと感じている間に対策を練ったほうがいいです。
お金がないと思っているならばバイトでも十分です。それか転職しても今は選ばなければいくらでも仕事はあります。「こだわりをすてる」ことも重要です。「私はこれをやりたかったのに・・・・」「こんな大きな企業に入ったのに・・・・」という発想です。大きな企業もどんどんつぶれています。むしろ小さな企業でも将来性があるならば、飛び込んでいいでしょう。まだ変な企業文化が根付いていないので、逆に仕事がしやすいと思います。
私も3社目ですが、まだほかの企業を調べたり、独立の方法を探ったりしています。
適応障害をきっかけに変化のチャンスが訪れていると思った方がいいと思います。
人間関係と一緒です。自分を大事にしない人間といつまでも一緒にいますか?それと一緒です。自分を大事にしない会社といつまでも一緒にいる必要はありません。
あたらしい会社と新しい人生を踏み出すきっかけが「適応障害」だとしたら、それはむしろチャンスが訪れていると思ってください。未来はいくらでも変えられます。勇気をもって一歩踏み出してください。
変化を恐れない心こそが生きている証だと思います。
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