みんなのネオキャリア論(149)コロナと熱中症の共通点とは? | 損切り君がいく

みんなのネオキャリア論(149)コロナと熱中症の共通点とは?

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みなさんこんにちは孤独のサイコマンです。きょうも暑いです。熱中症に気を付けましょう。

コロナでマスクをしながら犬の散歩をしている方や外をランニングされている方は注意したほうがいいでしょう。

いずれも高齢者の方が重症化しやすく、若い方は細心の注意が必要です。自分のことばかり考えるのではなく、他人のことを本当に思いやることができる国なのかどうかが試されている気がします。

さて、今日はどちらも今の日本にとって脅威となっているコロナと熱中症といった全く一見異なる分野の話ですが、共通項がいくつかあります。それをご紹介いたします。

①国民に現在最も身近な「有事」であること

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一つ目は私たち日本国民に最も身近な有事であることです。

有事といえば、戦争、災害がすぐ思い起こされると思いますが、新型コロナウイルスもすでに

感染者が95万人、死者が1万5000人に上っています。

2年間で死者が1万5000人に上るというのはとんどもない有事としかえいません。

しかも恐ろしいのは、緊急事態宣言を発出している最中に全世界から人を集めて東京オリンピックを

開催していることでしょう。

人の往来の自粛を政府は求めていますが、オリンピックは世界中から東京へ人流を増やしており、

また、世界からの新型コロナウイルスの変異株ももたらす可能性があります。

いってしまえば、ウイルスをわざわざ持ち込む政策をしているということになります。

しかも、もっと恐ろしいのは感染者のうち、中等症の患者は自宅療養にしようとしているということです。これは野党が撤回を求めていますが、

中等症から重症にいつ悪化するなんていつのは誰にも分りませんし、その時は病院にいなければ、手遅れになる可能性があります。

これはなぜこの政策を出したかと言えば、もちろん医療の逼迫を避けるためですが、そもそも、なぜ感染者が急増するようなオリンピックという祭りを開催してしまったのか?去年より明らかに感染者が増えているのに意味がわからないと思う人も多いと思います。

特に若い人たちは「国がこういう姿勢だから、俺たち私たちも別に外で飲み歩いたり遊んだりしてもいいよね」という発想になりますよね。

我慢をさせている一方、国は勝手に五輪を強行的に開催しているわけですから、飲食店の経営者のみなさんも自粛しろといっても従う義理はないと思うのも当然です。

今後、菅政権が新型コロナに対してどのような対策をとっていくのかは注視するべきですが、一つ言えることは信頼は間違いなく失っているということです。

国民の支持率も下がり続けています。日経新聞とテレビ東京の世論調査では、7月23日から25日に行った18歳以上の男女998人を対象に行った結果、菅政権の支持率は34%となっています。

昨年9月の内閣発足以来最低となっており、安倍政権時代を合わせても最低となります。

②熱中症も毎年状況が悪化する有事である

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Photo by Fabio Partenheimer on Pexels.com

新型コロナウイルスは2020年2月から突然世界を襲った新しい有事ですが、一方で少しずつ毎年状況が悪化している有事といえば夏の暑さだと思います。

理由は温暖化の影響だと思いますが、熱中症とは高温体質な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が崩れたことにより、発症する全身の症状のことをいいます。

要因としては、気象条件や年齢、持病、肥満、炎天下の運動などがありますが、症状としては、めまい、だるさ、気持ち悪さなどの軽い症状から、重くなってくると、吐き気や、意識障害などをもたらすこともあります。

症状は経度、軽度、中等度、重症とわかれています。

年々、世界の平均気温は上昇しており、日本も例外ではありません。

私も明らかに子供のころの体感温度と大人になってからの異常な暑さは別世界と感じています。

総務省によると、令和2年の熱中症の搬送者は6万5000人程度いで死者は112人となっています。

全体としては増えたり減ったりではありますが、今後、温暖化による気温上昇で、熱中症に対して毎年警戒を強めることは大事になってきます。

これは誰を責めるということではなく、自分で自分の身を守るということ以外はありえません。

ですから、まずはこの2つの有事について、自分の身は自分で守るということを念頭に行動していくしかないでしょう。

③正確で重要な情報を把握することが大事

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最後にこうした身近な有事に対してはどう対応すればいいのか?

これは正確かつ重要な情報を自分から探していかなければいけません。

皆さんがもっとも身近な情報としてはニュースがあると思いますが、正直最近の

新聞・テレビにおいて、あまり信用できるものはないといえます。

テレビはオリンピックが開催されるまでは、感染者が急増している中での開催に疑義を唱えるスタンスの局もありましたが、開催されるととたんに毎日、朝から晩までオリンピック中継を繰り返し放送して、その短いニュースコーナーでコロナの感染者が過去最多となったという事実のみを伝えています。

大事なことはワクチン接種率がどこまで進んでいるのかやワクチン接種率が上がったことで、感染率は下がっているのか。重症化率は下がっているのか?集団免疫の獲得まではどのくらいかかるのかなど、国民が知りたい部分についてあまり深堀りせず、アナウンサーが「きょうは、まもなく感染者が出ます」とあおりにあおって「過去最多を更新しました」というお決まりのパターンで、毎日同じ専門家が出演して同じような解説を繰り返し、そのあと、何事もなかったかのようにグルメコーナーが始まる・・・という毎日毎日同じことを繰り返しているだけです。

新聞も論調が左と右で分かれており、左の新聞は菅政権をひたすら批判し、右の新聞は菅政権を擁護しつつ、左の新聞を批判する・・というまったく身にならない報道を続けています。

究極的には国民の命と財産を守る報道がミッションとして与えられていると思いますが、現時点、これができているのはNHKくらいでしょう。もちろんほかは営利企業ですから、スポンサーとの絡みもあり、一概にひとくくりにはできませんが、それでも最も頭を使った報道をしないと視聴率がただでさえ低下しているなか、さらに信用を失う結果になりかねません。

結局、新聞やテレビが信用できないなら、自分でニュースをつかみにいくしかありません。日本のメディアだけではなく、外国のメディアも含めて、「どのニュースが真実を伝えているのか」という視点を強く持ちながら、日々リサーチをしてく必要があります。

テレビはあくまでも娯楽媒体であり、新聞はあくまでも思い込みの激しい集合体のエゴジャーナリストの集まりでしかありません。

ただ信用するのではなく、国のHPや専門家のブログなど幅広く媒体をネットサーフィンしながら、この有事を切り抜けていきましょう。

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