米国市場は一進一退の展開で始まりました。ダウは前日比マイナスで推移する場面もありましたが、米大手銀行の好決算が市場心理を下支えしています。VIX指数は急低下し、市場のリスク警戒感はやや後退しています。日経平均は前週比プラス285円と堅調に推移しており、ドル円は143円台前半を維持。全体的にリスクオン寄りのムードが広がりつつあります。

米銀決算の好調を背景に、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェースなどの株が買われています。構成銘柄への期待感が支えとなっており、市場の注目は今後の企業決算と関税政策へと移行しています。

現物株では、評価損益がマイナス44万円を超えています。特に含み損が大きいのは、取得価格に対して大きく下落した個別銘柄で、最大で57%を超える下落率を記録しています。これは中長期的な視点でリバランスが必要と感じさせられる結果です。

米国ETFでは、JEPQ(JPモルガン・ナスダック米国株式・プレミアム・インカムETF)を600株保有しており、現在評価損は約497,000円となっています。平均取得価格に対して現在値が下回っているものの、インカム狙いの戦略としては想定内です。

配当実績は順調に積み上がっており、JEPQ単体での年間配当見込みは379,212円に到達。取得額に対する配当利回りは8.31%、評価額に対しては11.55%と高水準です。月ごとの配当も安定しており、インカム投資の手応えを感じさせます。

一方、仮想通貨ポートフォリオは厳しい展開が続いています。1月からの評価損は約91万円に達しており、特にシバイヌとイーサリアムでの下落が響いています。短期トレードよりも長期的なトレンド変化を見極めて、損切りまたは追加投資の判断が迫られる局面です。

不動産収入は今月すでに376,678円を確保。毎月20万円前後の安定した収益が続いており、資産形成の柱となっています。複数の物件からの入金が分散されており、リスク分散もしっかり行われています。

現在の総資産は7,433万円で、不動産が65.9%、年金が24.4%、株式が7.8%、預金・現金・暗号資産が1.9%を占めています。バランスの取れた構成ながら、キャピタルゲインに左右されないインカム重視の方針が明確に反映されています。今後も安定収入を軸に、戦略的にポートフォリオを調整していきたいと考えています。

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