HSP×社畜のトキメキ処世術(59)新入社員が知るべき社会の残酷な掟3選 | 損切り君がいく

HSP×社畜のトキメキ処世術(59)新入社員が知るべき社会の残酷な掟3選

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みなさんおはようございます。孤独のサイコマンです。今日は3月11日。東日本大震災から10年になります。

この10年、復興がなかなか進まず、想像を絶せる辛い思いをされている被災者の方々に日本中の国民が思いをはせる日でもあります。また多くの亡くなられた方々に対してご冥福をお祈りします。

日本は災害大国ですから、出水季は必ず毎年豪雨被害がありますし、地震も先日福島・宮城で震度6強を観測する自信もありました。また、噴火も定期的に各地で起きています。

私たちが出来るのは自分自身の身を守ることだと思います。いざという時の逃走経路、常備品の確認、イメージトレーニングをしておく必要があると思います。みなさんも日々、落ち着いたときに有事の備えについ考えてみるといいと思います。

話は変わって、間もなく新年度ですが、新社会人になられるみなさんに社畜歴20年の私から社会人になってまず立ちはだかる残酷な掟3選をお伝えします。学生とは違って、お金を得る側に回るのが最も大きな違いとなりますが、

もっと大きいのは交友関係を組織に入るとなかななか選べません。そのあたり覚悟しながら、生活していく必要があります。

①社会は「灰色」の世界だと知ること

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社会はほとんどがグレーゾーンで出来ている世界です。社会人になって仕事を始めれば「正解」がまったくありません。取引一つとっても、スムーズに進んでいたのが、取引先の担当が交代したとたんに頓挫したり、会社そのものが倒産してなくなったり。また、優しい上司がある日突然会社に来なくなったり、どんなに頑張って成果をあげても給与をあげてくれなかったり。自分よりまったく仕事をやらない10年先輩の方が、年功序列の賃金のため、給与が圧倒的に高い事実を知ったとき。。。

枚挙にいとまがないほど、「不条理」が満ち溢れています。特に資本主義は金を稼ぐシステムですから、いわゆる欲望の社会となります。究極的にいえば法律を犯しさえしなければ、儲けている人間が勝者というマネーゲームの世界に入ることになります。しかも、そういう人間に対して、寛容なのが政府なんです。税制面でも企業を優遇して個人事業主など社会に役立っている事業をしている人達は冷遇されています。サラリーマンなんて所得税・住民税・釈迦保険料などで半分は給与から事前に抜かれてしまいます。

SDGsなどと最近になって声高に叫ぶ企業も増えてきましたが、それも会社の売り上げ、利益が出たからではないと意味がありません。商品が売れないとどんなに社会に役立つ企業でも倒産してしまいます。

世界を見てみても白か黒かで決める政治・経済・社会システムを採用している国もほとんどないでしょう。宗教は別ですが、日本でも一時民主党が政権をとったとき、すべてがひっくり返され、また自民党に戻ったらまた逆に元に戻るといったように、振れ幅がひどく、あらゆる決断においてもその「人」によってコロコロ変わるのが政治・経済・社会なのです。ですから、あなたがどんなに主張してもどんな正義感を振り回しても無力に感じることが多々あると思います。

一企業に所属していればさらに自分のやっていることが世の中の役に立っているか全くわかりません。あなたの会社での評価をされるのは目の前にいるくたびれたもう仕事をする気もなく、社内の根回しに必死な逃げ切りをめざす上司なのです。

評価についてもどんな内容なのか、明かされることはないでしょう。人事評価は具体的に明らかにすればクレームがくるのは目に見えていますから、詳細は不明のまま、あなたを搾取しようとするシステムになっています。

こうしたあらゆるグレーゾーンの世界、いわゆる不条理の世界に対抗するには自分の価値基準を持つしかありません。揺るがない価値基準を持っていないとあっという間に灰色の深い海に飲み込まれて沈没します。

②富は一部の者に集中している事実

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社会に出ると、びっくりするような金持ちの御曹司がたくさんいることを知ります。私の会社にも〇〇社長の娘、政治家の〇〇の息子、有名人の〇〇の孫・・・などいわゆるサラブレッド的な人間にたくさん会いますが、往々にしてみな紳士で優しく、気立てもよく人として隙がないパーフェクト人間です。私なんて田舎から出てきて大企業をめざして金持ちになりたいという人間性とは圧倒的に出しているオーラが違います。そうして思ったのはやはり富が一部に集中しているということです。いわゆる労働者、事業者、経営者、投資家という4つの区分(クワドラント)の話がいろいろな書籍に出てきますが、企業に入ればみな労働者のカテゴリーに分類されます。

最初はその労働者の中だけで働くので実感がわかないかもしれませんが、そのうち外の人間と付き合いが増えてくると、事業者であったり、経営者であったり、投資家と呼ばれる人達とも遭遇することが増えてきます。そうすると、自分がいかに搾取されて、狭い牢獄の中で生きているのかがよくわかるようになります。1日で数百万稼ぐ投資家もいえれば、年商何千億という経営者もいます。

サラリーマンなんて外資系金融機関に勤めていて毎日死ぬような労働時間で多忙を極めてもせいぜい年収3000万円とかそれが厳戒でしょう。しかも税金で半分近く持って行かれてしまうので、いかに組織に所属していると割に合わないかがわかるでしょう。

しかし、それでいきなりフリーターになったり、起業しようとしたりするのも尚早だということです。

よほどの才能がなければ、そんな簡単に起業で成功したり、フリーターでサラリーマンよりお金を稼ぐことはできません。私の知り合いにも何人か起業したりフリーになった人間はいますが、一時はよくても長続きしないのが特徴です。

そこで、重要なのが、資本の分散化をすることです。よくいわれますが、一つの籠に卵をもるなというのは金融資産のポートフォリオでいわれることですが、そもそもの労働においても、

不労所得(株式所得)や労働所得に収益を分散しておく必要があります。また、労働所得についても、サラリーマン以外にも副業をいろいろ手を出してみるのも大事です。そうすると自分の可能性も広がりますし、得意不得意についても肌で実感できます。

③追い求めるほど逃げていく

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みなさんは好きなことや目標としていることなどが社会に出たらあると思いますが、人間関係が社会の基本である限り人間を攻略しないと達成できないことがほとんどです。

特に人間は自分が一番好きなので、自分の欲望を優先するとたいていうまくいきません。電車の乗り降り一つとってもわれ先に降りていく人や高齢者の目もはばからず座る若者など見ると嫌な気分になりますよね。

これは自分の都合を最優先に考えている人間が鏡のように映って嫌な気分になるのです。

逆に成功したり、世渡りがうまい人は基本的に優先事項を判断できるので、相手に譲ることが非常にうまいです。

また、要求をする場面においてもいかに相手から譲歩を引き出すかを常に考えた話の持ってきたかをします

ですから、考え方としては常に追い求めるのではなく、普段の振る舞いなどから自然と相手から寄ってくるような吸引力のある人間になるのがベストです。会社の営業成績も恋愛もすべて追いかけると大体逃げていきます。追いかけるのは他人ではなく、自分の中の弱さに立ち向かうことがもっとも重要です。

欲望に逃げたり、楽なほうに逃げたりするのではなく、まず、自分のそうした弱さに向き合うのが一番成長できる鍵となります。

④まとめ

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以上社会に出る前に知っておくべき残酷な掟3つを紹介しました。このほかにも細かいことでいえば、まだまだたくさん残酷な事実はあふれています。しかし、悲観していても仕方ありません。地道に自分らしく前に進むのが一番です。他人を気にしすぎないで、自分の人生を生きる覚悟を持てるかどうかで大きく進路が変わってきます。あなただけの人生を歩んでいくことを祈っています。

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