おはようございます。今日も天気がいいですね。いつもと違うコースでランニングしてきました。土曜日ですから家族連れやカップルが多くコロナ禍でもどこかほのぼのした気持ちになりました。
又、昨日からYouTubeも始めましたのでよろしければご覧になってください。
「人生逃げるが負け」で検索して頂ければヒットするかと思います。
さて、今日は主に学生さん向けのブログになります。今コロナ禍で就職氷河期と言われていますが 皆さん来る就職活動に向けて準備をしているころだと思います。今日お伝えしたいのは「憧れで仕事を決めてはダメです」という事です。
①2000年初頭も就職氷河期
私の話で恐縮ですが我々失われた20年を社会人で生きてきた世代は最初に就職氷河期の真っ只中で就活していました。
とにかく就職活動はきつく一応私も早稲田大学の政治・経済学部卒業で就職活動には有利とされていたにも関わらず全く箸にも棒にもかからない状態が続き、結局大手のマスメディアに内定を得ることが出来ました。
しかしこの時の理由が今考えると大きな間違いでした。
ひとつは漠然と華やかな業界で楽しそうとか有名な人に会えそうとか自分が可愛い何をやりたいか全く考えずに就職活動をしてしまったのです。
そうすると、実際仕事を始めてみると違和感の連続でした。
誰かの話を聞いては文章にする仕事でしたが、あまり人の一生話に興味が持てなかったのです。
いわゆる政治・経済、社会、文化、芸能、スポーツなどありとあらゆるニュースについて関心がさほど持てず仕事にも身が入りませんでした。
②影響の輪と関心の輪の狭間
皆さん影響の輪と関心の輪って聞いたことがありますか?
良く仕事論とか人生論で出てこますよね。
影響の輪は自分が影響を及ぼせる範囲のことだけに週中して物事をした方がよい結果に繋がるということですが、私の仕事は思いっきり関心の輪を扱う仕事だったのです。
これでは自分の成長はおぼつかないし何か技能が身につくわけでないのです。
ただ景気はリーマンショックなどがあり、仕事を辞めたくてもやめられるような状況でもない上に、さらに私のいた業界は衰退産業の代表的な業界となっていてお先が真っ暗な状態になっていました。
なぜこの業界を選んだのか。
振り返って大学の時にキチンと自己分析や自分の適正を把握しきれていなかったのが大きい間違いでした。
もちろん就職してみて向いている向いていないというのが見えてくる可能性のありますが、根本的には自分の適正というのは何年経とうが変わるものではありません。
③業界研究と自己分析に多くの時間を費やすべき。
後悔しないために目指している業界、さらにはその企業の研究と自己分析は多大な時間をさくべきです。
また、いきなり起業するという道だってありますから簡単に就職1本と決めつけず、「自分でフリーでやってみて上手くいったら企業」という選択肢もあってもいいかと思います。
今は企業の寿命もどんどん短くなっていて、安泰という企業はありません。
むしろ同じ会社でずっといることがリスクになります。
人的資本を同じ場所にずっと置いておくのは自分という大輪の花を水も与えず腐らせていくのをただ見ているようなものです。
④選択肢は無限にある。決めつけが最大の敵。
色々な書籍でも言われていますがいまは高速で情報がネットに乗って自分の頭に入り込んでくる時代です。
私の時代ですらインターネットがようやく普及してきた時代で企業も限定されていましたし分析の情報自体が限定されていました。
しかし今は自分で能動的に動けば全ての情報が手に入るのでとにかく選択肢も広いです。
よってもし就職活動してもそこで終わりではなく転職が前提の就職活動として見た方がいいです。
1つの会社に貴方の人生をまるまる預けることがものすごく危険だということを認識してください。
雇用契約は家族と違いセーフティーネットは存在しません。
その辺の認識をよくよく注意して就職活動をしてください。
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