みなさんおはようございます。孤独のサイコマンです。今日も天気がよいですね。
だいぶ温かくなってきました。4月が近づいてきました。出会いと別れの季節ですね。
今年はコロナ禍で会いたくても会いえかったり、お別れも言えない人達がおおいと思います。
しかし、手紙や写真やテレビ電話など、色々な形で直接伝えることもできると思います。
こういう時だからこそのお別れの言葉の形を探してみるといいかもしれません。
きょうは、4月に入社されるみなさんに贈るついていきたくなる有能な上司の特徴3選をお伝えします。
私は転職2回経験した社蓄ですが、サラリーマン人生で上司はおそらく20人はいると思います。
その大半がパワハラ傾向の人たちでしたが、まれに「この人にはついていきたくなる」というタイプの有能な上司がいたのも事実です。
どういった人がついていきたくなる上司なのかその特徴をお伝えいたします。
①「自分の手柄は部下の手柄 部下のミスは自分のミス」
まさにこれにつきます。私も唯一1人だけこういったタイプの上司がいました。
部下の責任は自分でとり、自分の手柄はチームとしての手柄にするタイプです。
私は10年前ほど、別の会社にいたとき、ある部門チームの責任者に突然抜擢され、競合他社と熾烈な競争にさらされていました。
このときの担当は今まで担当したことがない部署でなおかつ、会社としても同業他社との競争を最も強いられる過酷な部署でした。さらに労働時間も圧倒的に長く、赴任前は不安が募る一方だったことを覚えています。
しかし、このチームの所属長だったAさんはある日、着任前に私を居酒屋に呼び出してこう一言いったのです。
「不安か???大丈夫だ。俺がいるから」。その一言にまずしびれました。
実際、異動となり、日々想像を絶するほどの過酷な日々が始まりました。後輩の面倒もみつつ、同業他社に勝つ商品をつくっていかなければならかったのですが、心身ともに限界をきすことも何日もありました。
同業他社に敗北してしまう日々が続きましたが、その所属長はまったく怒りません。連日、状況を報告しても
「そうか。了解!了解!」というのみで、おそらく本社からもいろいろいわれているでしょうが、私には何も責めたり、叱責することもありませんでした。
逆に、休日は頻繁に飲みに誘っていただき、たわいもない恋愛の話ですとか、くだらない話で盛り上がったのを覚えていますが、仕事を話は一切しないのです。大変気分的にリフレッシュできたのを覚えています。
そして、ある日、いよいよ他社に完全に後れを取ってしまう状況が訪れてしまいました。
さすがにもう限界だと思っていましたら、その所属長が自分で提案した企画を本社に打診してその成果により、競合他社を圧倒することが出来たのです。このときの評価については、チームとしての評価にしてくれたのを今でも忘れていません。
本来なら私たちチームがやるべきところでしたが、状況を見て、自分で背中で企画のやり方などを示してくれたのだと思います。
そこで、チームとしても一気に勢いづき、見事一番重要な局面での勝負で、競合他社より内容がある商品を打ち出すことが出来たのです。
このときは、一番高い寿司屋に連れて行ってくれて「やったな!!」とだけいってあとはまたくだらない話で盛り上がっていました。本当に仕事も圧倒的で人格的にも優れた素晴らしい方だと思いました。
みなさんもこういった「自分の手柄はみんなの手柄に」するような人が上司につくと「この人のために頑張ろう」と思えてよりエネルギーがみなぎってくるのを感じると思います。
②いつなんどきでも話しかけやすいオーラ
これも、 重要な要素です。上司も人間なので、家庭でのもめごと、また上司の上司からのパワハラ、圧力、不倫相手とのもつれ、単純に機嫌が悪いなど、様々な要素で感情の好不調の波があります。
優れた上司というのはこの波形が常に一定です。オーラがもう明るく・優しいオーラ全開です。
ですから、話しかけやすいのです。とにかく相談がしやすい。へたしたら家庭の悩みまで相談できてしまう。
こんな上司に巡り合えたら最高だと思います。
①でも紹介した上司は常に腹を割って自分の弱い部分まで見せてくれる人でした。
人間だれしも相手がどんな人なのか、内面が見えないと寄り付きたくないですよね。
自分のこともあけすけなく語り、多くの人からの意見を先入観をいれず、すべて聞いてくれる上司。
こんな上司なかなかいませんが、もし出会うことができたら一生大切につきあっていったほうがいいと思います。
逆に、一切誰もよりつかない。飲み会ではその人の悪口しか出てこない。こうい上司にあたったら最悪です。
まず、常に怖い顔をして、何か作業をしている。報告するたびにいちいち細かい部分をついてくる。
理論武装がすごくて、ちょっとした言い間違いも許さない。とにかく会社の基準・会社の規則にのっとり生きてきた典型的な年功序列社蓄サラリーマンです。こういう上司にあたったら絶対早く異動願いを出したほうがいいです。
評価もどんな評価をされるかわかりません。自分のことしか考えていないからです。
新人社員のみなさんは一つは「話しかけやすい人だなあ」と思った人はまず優秀な先輩だと思うことが大事です。
なぜ話しかけやすいのが優秀なのかといえば、それは「情報収集」がうまいからです。
話かけやすいというだけで情報がたくさん集まってきます。そうすると、情報を還流することが出来て、
より多くの情報がどんどん集まり、会社内でも取引先でもあらゆる場面で有利なポジションをとれますから、
そういう優位性を知っていて話しかけやすくしているのです。
ですから、おそらくどんなに忙しいときでも優秀な上司は「今忙しいから・・」とはいいません。
「おう、どうした」と笑顔で返してくれる人が本当に優秀な上司ということになります。
③視野が広い
視野が広いという上司が頼れます。私も2回転職してきましたが、基本的に転職を経験している上司のほうが
視野が広く、物事を俯瞰的にとらえています。ですから、ちょっとした仕事の原理・原則から外れても「社会に役に立つ」「将来性がある」など俯瞰的かつ長期的な視点で見ることができる人がまれにいます。
ただ、残念ながら、ほとんどの上司は同じ会社にしがみついて定年まで迎える人間ばかりなので、残念ながら
こうした俯瞰的な視点をもつ人材は日本にはまだまだ少ないといえます。
私も過去の上司を振り返っても、若い意見を積極的に取り入れて、上層部と喧嘩をしても新しい意見を会社に浸透させていこうという気概のある人は皆無でした。
いかにマイナス評価を受けずに給与を下げられずに、手を抜いて、楽が出来るか、そればかり考えている上司も圧倒的に多かったと思います。
こうした傾向は会社の設立から長い大企業・成熟企業ほどその傾向が強いと感じます。
若い企業は社会に受け入れられなければ、淘汰されていきますから、新しい考え方を取り入れていかざるをえませんが、大企業成熟企業はある程度、取引先も囲い込んでいますし、利権もがっちり押さえていますし、内部留保もしっかりためていますから、ちょっとやそっとでは潰れませんので簡単に改革をしようとはしません。
改革をしようとしないのは、上層部にあがっているプロパーの人間が、今持っている給与体系や人事権などの既得権益を手放したくないからに他ならないでしょう。
私も悲しいくらい大企業でしか生きてきませんでしたから、このことをひしひしと感じています。
ですから、若いみなさんはとにかく企業名や規模だけで会社を選んだはいけません。
とんでもなく近視眼的な上司がうようよいます。
④まとめ
以上3点ついていきたくなる上司についてお伝えしてきました。
ついていきたくなる上司というのはとにかく
①明るく・笑顔・誠実
②すべての意見を平等に受け入れる
③自分の弱さも見せてくれる
④会社至上主義ではない
⑤部下の失敗は自分のミスにする
こういった特徴があります。もしこういった要素を全て満たす人が目の前にあらわれたのなら、
あなたは生涯その人と付き合っていった方がいいと思います。
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