HSP×社畜のトキメキ処世術(126)会社をやめたいと思っているあなたへ | 損切り君がいく

HSP×社畜のトキメキ処世術(126)会社をやめたいと思っているあなたへ

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みなさんこんにちは。孤独のサイコマンです。

きょうは天気が午後急変しそうですね。

久しぶりに台風も近づいてきているので念のため雨戸の準備などしておいたほうがいいかもしれません。直撃はしないコースとみられますが。。

さて、きょうは会社をやめたいと思っている方へ過去転職2回をしていずれも失敗している

私の実体験を交えてお話をしたいと思います。

①人間関係でやめたいと思っている場合

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Photo by MART PRODUCTION on Pexels.com

一番会社をやめたいと思う要因に「人間関係」があると思います。

私も過去2回の転職でもちろんほかにやりたいことがあったり、給与アップなどのステップアップを目指したということもありますが、

大きな要因として占めていたのが「職場の人間関係」です。

その対象者が上司であったり、同僚、または後輩であったり様々なケースがあると思いますが、

一番悩みが尽きないのが「上司」だと思います。

これはふつうに考えても、当たり前ですよね。同僚、部下は合わないなら距離をとったり、最低限の会話にしておけばいいだけで、いざとなったら、怒鳴りつけてもさほど影響はありません。

しかし、上司というのはそうはいきません。まず、一つに自分が行う仕事の決定権があること、また、それに対する評価権を持つことが関係を避けられない大きな要因です。

いわゆる上司とこじれると最悪なのは、評価を意図的に下げられることです。

これは自分の生活にも直結する話で、人事に「上司とそりが合わないので、意図的に評価を下げられている」と訴えても残念ながら聞き入れられることはありません。

日本企業は年功序列なので立場が上の人間のいうことを人事は基本的に過大に評価する傾向がありますので、あなたの立場でいくら抗議をしても受け入れられないのです。

もちろん、往々にしてそういう上司は評判が悪いことが多いので、人事の耳にも「ブラックリスト」に入っていることはあると思います。しかし、それでもそれが要因で評価を人事の力で変えてくれることはありません。人事評価は大体直属の上司の評価(一次評価)、その部署のトップの評価(二次評価)、人事部の評価(三次評価)で決められますが、実質的には上司の評価が覆ることはほとんどありません、。

部署のトップ(部長や局長)が、あなたの仕事を所属長である上司より詳しく知っていて、「あいつはもっといい評価だろう」と変えてくれると思いますか?また人事が「あの上司はあなたとそりがあわず、あなたはもっと評価されていいいはずなので上げておきますね」と言って評価を変えてくれると思いますか?

そんなはずはありません。いわゆる評価の絶対的な尺度を持っているのが上司なのは疑う余地がないので、「逆らうことが難しい」最大の理由なのです。

世の中、そんなに莫大な貯金があって、「上司なんて知ったこっちゃない。低い評価つけたきゃつけろや。いつでもやめたる」と思って喧嘩が売れる人ならいいですが、そんなの一部の富裕層だけですよねですから、みんな、上司ともめても我慢を強いられて、そのうち何も抵抗できなことをいいことにどんどんパワハラ行為がエスカレートしていって。。。最悪は休職に追い込まれるというケースが世の中たくさんあるのです。

ですから、ここで人間関係でやめたいと思っているあなたの場合、これは二つ選択肢があると思います。一つはその上司がこれまでどんなキャリアを歩んできているのか調べて、今後もこの部署から出ない可能性があったり、しばらくあなたの異動まではずっと上司でい続ける可能性が高いなら、人事に異動の直談判をすることです。

直談判はなかなか勇気がいることですが、それでも、今のあなたのストレスを考えれば、実行したほうがいいと思います。

私の会社でも部署にとんでもないパワハラ上司がいて、どんどん会社をやめていっています。

残念なのはどんなに人事に訴えても、そこまで喫緊の問題だということとらえられることが少なく

問題の人間の異動までは相当な時間がかかるということです。

私もミスターパワハラみたいな万年うだつの上がらない上司がいましたが、とにかく怒鳴る、吠える、泣く、居眠りすると問題社員の代名詞みたいな人がいましたが、異動まで5年かかっていました。

今は完全な窓際族ですが、それまで誰も何も言えないことをいいことにひたすら若い社員スタッフにパワハラを繰り返していたのです。

耐性のある私ですら何度も当時の所属長に伝えましたが、「そうかなあ」としか取り合わず、この上司も実はパワハラで有名な人間で、もう「動物園」状態で手に負えないものでした。

私はさらにもう一人パワハラ上司が部署にきていわゆるトリプルパワハラ人間に囲まれとうとう力尽生きて休職しましたが、そういう人間は同じ部署に集まる可能性もあり、注意が必要です。

話はそれましたが、人間関係でやめたいと思っているならば、人事部にまず相談することです。

そこで「あの人は問題があるといろいろなところから相談があるので対応を検討している」という答えが返ってくるかもしれませんし、「我慢してくれ」と言われるかもしれません。

我慢してくれといわれたら、人事も腐っているので、やめたほうがいいです。

あなたがよほどその会社が好きなら別ですが、基本的に人事がダメな会社は組織が腐敗しているので

やめたほうが無難です。悪いことはいわないので、今すぐ転職活動をはじめてください。

悩んでいる時間がもったいないので、とっととほかの会社を受けたほうがいいです。

②ステップアップをしたいと思っている場合

woman sitting on the road making a peace sign
Photo by Vlada Karpovich on Pexels.com

2つ目はステップアップということがあると思います。

大きく分けると、より大きな組織で働きたいとか、職種を生かして別の業界で仕事をしたいとか、より給与の高いところで働きたいとか、いろいろステップアップも種類があります。

ここで大事なのは、思った以上に転職はリスクがあるので事前準備が3か月くらいはかけたほうがいいということです。

Rここで大事なのは、思った以上に転職はリスクがあるので事前準備が3か月くらいはかけたほうがいいということです。

リスクの最大の要因は「行きたい企業のリサーチが思った以上に困難だ」ということです。

もともと2回転職した私の戦略としては「現役社員から直接話を聞く」というものでした。

もっとも確実でいい面と悪い面を確認できるため、とにかく複数人から聞くということをめざしましたが、思った以上につかまりません。

そこで、いまでしたら、そういった転職専用アプリでの情報を駆使して、内部情報を得ることができると思います。前も紹介しましたが、OpenWorkというアプリは転職者なら必見です。各企業の査定が現役とOBがしてくれているものすごく重宝されるアプリです。給与体系から昇進システム、人事制度、仕事内容、定年の時期、福利厚生、社風、社員のタイプなど様々な角度で解説してくれています。

「もし私が30歳のときにこんなアプリがあったら・・・」と悔やまれれますが、過去のことを悔やんでも仕方ありません。いまの時代の長所を最大限享受しながら、生きていくならば、こうしたアプリを駆使して転職活動することはマストといっていいでしょう。


転職を2回した私が断言しますが、会社が変わると「人生が変わる」といっていいくらいの負荷がかかります。人間と業務内容がかわるのですから当たり前です。あなたのこれまでの人生で得た教訓はまったく通用しない可能性もあります。唯一不変的な事実は給与があなたの銀行口座に毎月振り込まれることくらいだといっていいです。それ以外は全部価値観がひっくり返るくらいの衝撃を受けますのでご注意ください。

だからこそ、リサーチが必須です。「思ってみたのと違った」と入社した後で後悔してももう戻れませんし、あなたにはもう転職1回経験者との烙印が押されます。日本は転職1回につき評価が下がる会社が結構あります。

今はだいぶ外国の感性が入ってきていますが、古い体質の会社がまだまだ腐るほどあるので、「だめだったら次以降次」という新人類の発想でいくと50代で派遣社員で家なし家族なし1ルームで1人暮らしみたいなSPAで特集されているような中高年凄惨人生としてインタビューされている可能性があります。

自分の可能性を信じるのもいいですが、まずは客観的に自分の能力を棚卸したほうがいいいです。最低限「これはどこでもある程度通用する」といいう市場価値のあるものがあればなんとかなります。ない人は資格でもなんでも身に着けておいたほうがいいです。

私は最初の会社で一つの職種で8年やりましたので、まだその能力のおかげで、3社目であっても周囲よりその部分は優れており大きな顔をしていられます。これがなかったら正直パワハラ受けたり、いじめられたり、部署異動させられたり・・・と窓際に追いやられていた可能性もあるので、無駄なことはなかったと思います。

とにかく、ステップアップをめざして転職をしたいと考えているあなたへお伝えしたいのは基本ですが、自分の能力がどれほど市場価値をもっているのか。また次めざす会社をどれほど知っているのかこの2つです。敵を知り己を知れば百戦危うからずということわざがありますが、これを徹底して3か月かけて行ってください。

会社をやめるというのは相当なエネルギーを消耗しますしリスクもありますが、変化をしないリスクのほうが大きい時代でもありますので、よくよく自分と対話してベストな選択をしてください。

私もまだまだ頑張っていきたいと思います。(了)



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