HSP×社畜のトキメキ処世術(69)HSPの「功罪」 | 損切り君がいく

HSP×社畜のトキメキ処世術(69)HSPの「功罪」

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Photo by Rachel Claire on Pexels.com
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こんにちは孤独のサイコマンです。2020年度もあと1週間で終わりますね。

新入生のみなさんや新社会人のみなさんはあと少しの猶予期間コロナ禍でありますが、思いっきり友達と家族と恋人と素敵な時間を過ごしてください。

きょうは、「HSPの功罪」というテーマでお話しいたします。

①人にどうみられるかを意識する「敏感族」

woman in grey long sleeved shirt
Photo by Ali Pazani on Pexels.com

私はすべてにおいて敏感でHSP(ハイリーセンシティブパーソン)です。身近にいる人の機嫌の良しあしに行動が左右されたり、仕事でも細かい部分でミスがあっても翌日まで気にしてしまうタイプです。

根源にあるのは「人にどう見られているか」というのを気にしすぎているタイプになります。

敏感族ともいいますが、こういう人は精神をすぐやみます。常に他人の目を気にしているので、自分の基準やペースで物事を進められないので、精神的負担が大きいのです。

私も社会人になってまず気づいたのが、とにかく人の評価を気にする人間だったということです。

自分の価値観がぶれなければ上司や後輩、同僚に何を言われようが、気にもとめないと思いますが、

いちいち「お前は仕事ができない」「転職は失敗だった」「成功するわけない」などと心にもないことをいわれるたびに気にしてきました。しかし、自分で選んだ道なので本来なら言われても気にも留めないのが一番ですが、

どうしてもきになってしまったのです。この性格が直らないと生きていけないな・・・とも思いました。

②HSPの意外な功名

sensitive ethnic woman touching forehead in countryside field
Photo by Trần Long on Pexels.com

しかし、この性格がいい方向に向かったこともあります。

それは「人の気持ちがわかる」ということです。私は人にインタビューをして、本音を聞き出して執筆するライターの仕事を長くしていましたが、やはり、その人が今どういう気持ちなのかを推し量って質問できるかどうかで本音を聞き出せるかが決まります。

丁寧な態度やタイミング、声の大きさなど相手が気持ちよくしゃべることが出来るかどうか、その状況設定が出来るかがポイントなのですが、私は極限までその相手の気持ちを推し量ることが出来るので、ある程度、話を聞き出すことが出来ていたと思います。

このように、HSPは敏感であるからこそ、人に寄り添うことは得意としています。

仕事的には、自分でぐいぐいいくようなスタンドプレーではないく他人と調和をとりながら、チームで行う仕事において、その調整役を担当する大きな力を発揮できる可能性があります。

コンサルタントなどはHSPに向いている仕事ではないかと思います。

③すべての性格には功罪両面があるということ

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Photo by Anna Shvets on Pexels.com

みなさんに言いたいのは、性格はなかなか治らないということと、

全ての性格にはいい面と悪い面があるということです。

「消極的」「積極的」「明るい」「暗い」「調整が得意」「スタンドプレーが得意」などなど、

いずれの性格もコインの裏と表のようにいい部分、悪い部分があります。

ですから、自分の性格を無理に直そうとするよりはその性格が活かせる仕事や場所を目指すといいのではないかと最近思います。

私もとにかく人の話なんて聞かずにスタンドプレーをして他人の意見なんてまったく何を言われても動じないタイプになりたかったと思っていましたが、最近はその性格について、人を傷つけてまで、そういう人間になりたいか、、、と思うようになりました。

だったら、無理してそういう神経が太くてスタンドプレーを得意とする人間ばかりが集まる部署や会社にいるよりはチームワークを大事にしてお互いを思いやるような職場、会社を探して、自分がその場所で自分の適性を生かせるような生き方がいいのではないかと思うようになりました。

みなさんも今自分の性格について、「こうなったらいい」「こういう性格にしたい」と思う時もあると思いますが、

本当に性格というのはなかなか治りませんから、むしろその性格にあった生き方を探したほうがよりより人生を送れるのではないかと思っています。

それではまた。

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