こんにちは。孤独のサイコマンです。きょうは天気がとってもよくてランニングも爽快でした。
マスクが当たり前の日常になりましたが、これからいよいよ気温が上昇し、地獄のランニングの日々が始まると思うと気が滅入りますが、、、マスクをすると水分がとられていることに気が付かないので、軽い脱水症状になりやすいのでランナーのみなさんは注意が必要です。
私も一度、ランニングに出かけようとしたら、右目半分が真っ暗になり、あわてて引き返したことがあります。
これは、明らかに体調不良と当時36度くらいあった猛暑日でランニングをしようとした結果です。
ランニングも体調管理が出来ているからこそ走れるのだとあらためて実感した次第です。
健康第一という言葉の重みがひしひし伝わる今日この頃です。
きょうは週刊文春が報じましたフジテレビの女子アナ7人によるステルスマーケット疑惑について自分なりの考察をしていきたいと思います。社畜人間としては「なぜ社畜として生きている局員アナウンサーがこうした行為に及んでしまうのか」という点から考えてみたいと思います。
①「ばれるかも」という想像力の欠如
女子アナという華やかではありますが、一方で、就職面接を受け内定を勝ち取り、一定の会社の給与体系で生きている彼女らにとって、ステルスマーケティングをしていることがばれれば何等かの処分を受ける可能性があると想像でいていたか?がポイントになりますが、おそらくそれが出来ていなかったのだと思います。
ステルスマーケティングとは、企業から金銭を受け取っているにも関わらず、中立的な立場を装い良い口コミや良い評価を行う行為のことですが、週刊文春によると、今回の7人は渋谷にある美容室でネイルなどの施術を無料で提供してもらうかわりにインスタグラムなどで来店したことをアピールなどしていたそうです。
事実関係はフジテレビが調査しているようですが、疑惑については一つは「想像力の欠如」が問題かと思います。
社内の倫理規定に抵触する可能性があるというのは誰が聞いても明らかだとは思うのですが、ここで問題なのは、
「ばれるかもしれない」という想像力が全員になかったということだと思います。
ステルスマーケティングに関わらず、就業時間で株の売買していたとか、インサイダーをしていたとか、不倫したとか、若手女性社員に手を出すとか、休職中に海外旅行していたとか、、、
社員でありながら、就業規則に違反するような行為をする「社畜」のみなさんは後を絶ちません。
ここで大事なのはおそらくこういう行為を行っていたほぼ全員が「ばれないだろう」と思っていたであろうことです。
ばれたら、謹慎処分などくらい、「社畜」としての生活できなくなるかもしれないという危機意識の欠如があったとも取れると思います。
②群衆心理の影響も
今回の行動については、群衆心理が影響していることも考えられます。
群集心理とは、すべての構成によって形成維持される思考・感情・意志などの総称をさすのですが、
集団の中で個人が多数派に同町し、合理的な思考力や判断力が抑制されて、その結果集団全体として極端な行動を引き起こすことがあるといいます。
週刊文春の記事の中で「先輩もやっているから大丈夫だと思った」という釈明を口ぐちに釈明したという部分がありますが、まさに群集心理の最たるものだと思います。
若手の女子アナに影響力があるベテランの女子アナがそういう行為をしていたとなれば、「私たちもやってもいいかも」と思ってしまう心理状態になっていしまうのは否めません。
ようするに個々人がステルスマーケティングを行う危険性について「深く考え判断」していれば、せっかく努力してつかんだキー局女子アナという勝ち組ポジションを自ら捨てるような行為に加担するという誰が考えても「不合理な判断」をするはずがありません。
これが群集心理の恐ろしい力だともいえます。自己正当化バイアスが強力にかかっていたともいえるでしょう。
これは、普通の私たちサラリーマンでも十分ありえることです。「上司のだれだれが不倫しているならおれもしてもいいだろう」「先輩はいつも仕事中居眠りしているし俺もちょっとくらい居眠りしても文句いわれる筋合いはないよな」とか、そういう群集心理が拡大していき組織の腐敗を招いていくことにつながってしまいます。
③組織としてアンコントロールになっていたか
組織としてこういう行為について監視して取り締まることが出来ないアンコントロール状態になっていた可能性もあります。
一つは給与が大幅に減少したことによる社員のモチベーションの低下がある可能性があります。
平均年収は以前は1000万円以上あったようですが、コロナ禍で700万円台まで下がったともいわれています。
放送業界自体が広告費もネットに追い抜かれてしまい、苦境に立たされている中で、給与が下がっていくのは仕方がありませんが、特に局のアナウンサーはフリーとは違い会社のほかの局員と同じ給与水準で働いているわけですから、そうした世間でいわれる華やかなイメージと現実とのギャップに苦しんでいる可能性もあったのではないでしょうか。
最近ではフジメディアホールディングスは放送法の外資規制に違反していたことが明らかになったばかりで、ゴタゴタしているさなかで追い打ちをかけるような今回の騒動。
フジテレビがどうこうというわけではないが、こうした報道が次々明るみにでてくる中で、次にどういう対応をとるかが危機管理として最も重要になってくるのは間違いないでしょう。
組織でも人間でも思わぬところに落とし穴があったり油断慢心によるミスや失敗があるのは仕方ありません。
コロナ禍で社会全体が閉塞感漂う中、私としてはテレビが届けてくれる明るいニュースやドラマ、バラエティはなんといっても質も高いですし、一時でも気を紛らわせてくれる重要な日常のコンテンツだと思います。
そういう人々はほかにもたくさんいると思いますので、7人のアナウンサーのみなさんにはこれを機にに襟を正して、日々のニュースやバラエティなど多方面で活躍されるのを願っています。
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