HSP×社畜のトキメキ処世術（90）離婚してわかったコト

みなさん、おはようございます。孤独のサイコマンです。きょうは午前は天気がいいですが、

午後は下り坂のようですね。

最近、一つ悩みがありまして、コンビニのレジで長蛇の列が出来ているときにセルフレジが開いているときです。

みんな、店員レジで精算したがっていると考えるのが普通だと思ったので、いちいち全員に確認せず、先に行ってセルフレジをやろうとすると「待っています」との声。どうやら、前の人間が店員レジであっても全員目の前に並んでいる人間がはけるまで、待っているタイプの人もいるらしいです。

「どう考えても時間の無駄だと思うが」と感じたのですが、そういうトラブルを避けるためにも全員に面倒でも声をかけないといけませんね。。。反省しました。

きょうは「離婚はめちゃくちゃ勉強になる！」をお伝えします。

私は３０歳で結婚し３４歳で離婚しました。４年間の結婚生活ですが、離婚はめちゃくちゃ大変ですが、いろいろ人生勉強が出来たのでそれが何かをお伝えしていきます。

①人生観の不一致は致命的になる

。

私の場合は職場で知り合ってわずか１年というスピード結婚でしたが、結局４年間で離婚しています。

最大の理由は（私だけがそう思っている可能性はありますが）「人生観の不一致です」。

私は自分のやりたいことをやりたくて２回転職をしました。そのストレスで結構プライベートもおざなりになり、相手に負担をかけてしまったことがあります。

ですが、私にはもともと行きたい業界があり、転職をしたいと考えていましたので、そのことを相手には何度も伝えていました。しかし彼女の考えは「仕事なんてどれも一緒だよ。それよりも今後いつ子供を産むかとかそういうライフプランを考えないといけないじゃない」と怒られていました。

ここで一番の人生観の違いは「仕事なんてどれも一緒だよ」というところでした。私はどれも一緒だとはとても思えず、なんといっても仕事は人生の大部分の時間を奪っていくものなので、その仕事をなんでもいいというのは納得がいかないまま、結局離婚までつながってしまいました。

これから結婚を考えている方はこの部分、非常に大事です。

いわゆる「人生の価値観マップ」のことです。仕事かプライベートか子供か、趣味か、女遊びか、酒か、旅行か、仲間との時間か、家族との時間か、

色々自分にとって大事なものがなんなのかこれが定まっていないと結婚ももちろんうまくいきません。

人生の価値観が違う人間とずっと一緒にいることは絶対できません。俺は仕事に生きがいを感じているという人と仕事半分であとはプライベートを充実させたいという夫婦がうまくやっていけるとは到底思えません。

もちろん「お互い勝手にやりましょう」というクールな関係のカップルもいることはいるでしょうが、それが正しいのか正直疑問です。

一緒にいるなら、価値観をともにできるいわゆるパートナーとして歩んでいける人と一緒になるのがもっとも重要だと思います。

②結婚は「急がば回れ」

もう一つは結婚は慎重に判断することです。

私は３０歳のときに８歳年下の彼女に一目ぼれして、猛アプローチをして１年間で結婚しました。

彼女は正直、あまり乗り気ではなかったのではないかと思います。ただ、押しに弱い子だったのと、

両親が離婚をしていることもあり「結婚」「夫婦生活」にあこがれが人一倍強かったのが後押しになったと思います。

しかし、結婚は「絶対に急いではいけません」。

一つ目は結婚は２人だけで完結する話ではないのです。

相手の親がどんな人なのか、どんな人生を歩んできたのか、どういうタイプとうまくやっていけるのか、

うちの親ともうまくやっていけるのか？そういうことまでまず考えないといけません。

離婚間際になって色々言われたときにやはり多かったのが「親があなたのことをあまりよく思っていない」といいうものでした。転職を繰り返して、精神面が不安定だったのもありますが、鬱状態だったこともあり、相手の親がそんな人間とは一緒にいさせたくないという考えだったそうです。

ここで大事なのは、彼女がどちらの話を聞いてくれるかということですが、最初は私の話も聞いてくれてはいましたが、最後の方は「お母さんがこういってるから・・・」という言葉が多くなり、「ああ、これはもう俺の話は聞いてくれないな」と感じ、離婚が近づいているのを感じました。

彼女本人の背景もよく知っていなければいけません。

彼女は性格も明るく楽しくかわいく完璧な子だと思っていましたが、その後、結婚して気づいたのが彼女の両親が離婚していたことによる、過去の心の痛みが残っていたのです。

普段は明るくて、元気がよく、とてもいい子ですが、相手の母親と会ってしまうと突然甘えん坊になり、母親の言いなりになってしまいます。

私が離婚した原因についても、やりたい仕事があったので、転職を結婚の間２回したのですが、かなりその分、私生活をおろそかにしてしまい、そこから心が離れていったのが大きかったのです。

こういう過去の背景や素性についてしっかり事前に把握して、その上でどうやってともに暮らしていくことができるか？をある程度話をしておこないと結婚は破たんします。

結婚は勢いがないとうまくいかないという話もよく聞きますが、私の考えとしては絶対に慎重に進めないと終わったときは結婚の５倍くらいのエネルギーを使うことになります。大変です。人生破たんしますのでご注意ください。

③ずっといた人間がいなくなる絶望はすさまじい

最後は、ずっと一緒にいた人間がいなくなる絶望はすさまじいです。

一度親に結婚した女性と別れるっていのは親の死別よりつらいこともある。と言われたことがあります。

当時は「そんなことないでしょう。あくまでも他人なんだから」と思ったのですが、

実際離婚届を突き付けられ、「さようなら」と言われ、姿を消すまでの２週間くらいはこの世にあらわれた地獄かと思いました。

二度と会えないという恐怖と悲しさ、昔の楽しかったことが次々めぐってくる悲しさ、また、もう一度やり直したくてもやり直せない絶望感。相手がすでに自分に関心がないと思われる目。すべてが自分を苦しめるには十分すぎる要素でした。「これが離婚か。。。なんて絶望感か」といまでも背筋が凍るくらいの感覚でした。

ですから、同じ過ちを繰り返さないためにも皆さんには「相手を知ること」その上で結婚という選択肢をとるならよいですが、顔がかわいいとか、親が金持ちとか、年齢的にこの人でいいか、みたいな発想で安易に結婚すると恐ろしい結末が待っています。

人間に興味がないとか、特別な性格の方ならいくら結婚して離婚しても×が増えるだけでいいかもしれませんが、

人間はそんなに強くないので、あなたが想像している以上に莫大なダメージを受けて下手したら寝込むかどこかに消えてしまうくらいの破壊力があります。

どうか、相手をよく知り熟慮をしたうえで、結婚という人生の大きなライフイベントに立ち向かってください。