HSP×社畜のトキメキ処世術(62)「固定化」の発想は危険 | 損切り君がいく

HSP×社畜のトキメキ処世術(62)「固定化」の発想は危険

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おはようございます。孤独のサイコマンです。今日は日曜日で天気がいいですね。今日はランニング日和で多くのランナーが気持ち良さそうに走っていました。

さて、今日のHSP×社畜のトキメキ処世術は固定化の発想が危険だということです。以下3つの事例を上げてお話していきます。

①職場の固定化

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まず第1は職場の固定化です。会社の固定化といってもいいと思います。私は今2回転職しています。業界は変わりましたが同一の職種で働ける職場です。

なぜ転職を試みたかと言うとひとつは元々やりたかった仕事が今の会社でしかできないというのがあったのですが最初に勤めていた企業はそもそも入社した時点で財務状況が決してよくはなく、入社時にも「うちの業界は決して将来的明るくはないし給与も水準は高くないが大丈夫か」と念押しされたくらいです。

結局8年半にわたり、この会社には勤めましたが、給与は上がらず、むしろ下がっていきました。

もちろん、会社には社会人としてまた職業人として育ててもらいましたし、中には公私にわたって、本当に面倒をみてくれた人もいました。

だからこそ、やめるときは相当に悩みましたが、結論からいうとより待遇がよく、新しいことにチャレンジできる会社に転職を決意したのです。

このときはあらゆる上司、会社の幹部におよび、かなり手厳しいことを言われました。

直属の上司のさらに上の幹部からは直接ものすごい勢いで怒鳴り込んできて「お前なんか絶対成功できないからな」とすごまれました。いまでもその顔が夢に出てくるくらいの迫力でした。

逆に、よかったとも思っています。このような視野の狭い考え方のいる上司がいる会社ではこの人がまた偉くなったときに同じように苦しむだろうなと直感しました。

私なりに、きちんと直属の上司には理由も説明しましたし、手順も踏んでいました。ですから、なんら問題になることはありません。

ですが、このように半ば脅迫もいえる対応をとられたので、本当に残念でした。

送別会も当たり前のようにありませんでしたが、中には同期の数人が囲んでくれました。

こういうときは本当に同期のありがたみが身に沁みました。今でもたまに会っては近況を報告しあっていますが、

若いころから楽しいとき苦しいときを分かち合った同期というのは本当に大切です。

みなさんもぜひ同期は大事にしてください。必ず力になってくれるときが来ますし、また、困っているときは力を貸してあげなければいけないと思います。

話がそれましたが、会社の固定化は危険です。同じ会社は同じ社風、同じ価値観、同じ企業理念、同じメンバーでずっと仕事をするので、成長の余地があまりありません。

革新的なアイデアもことごとく封じられる風潮がとくに成熟企業にはあります。変化をとにかく嫌います

さらに、長く会社にいる人間の意見が通りやすく、途中から来た人間は重宝されません。同じ会社にずっといるというは、自分の考えた、感覚などが腐敗していく危険すらあると思っています。

②付き合う人間の固定化

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付き合う人間の固定化というのは、いわゆるカップルにとどまらず、友人、会社の同僚などすべての人間関係のことになります。私も二回転職しただけですが、付き合う人間はまったくかわりましたし、そのたび、これまでの価値観がぶっ壊れる衝撃を覚えました。たった2回の転職ですら、これほどまで価値観がかわってしまうので、所属する組織をかえるというのがいかに大変で重要かわかると思います。

転職というのはそれほどリスクがありますが、同時に、世界観を大きく広げることもできます。

付き合う人間が強制的にかわるので、否が応でも自分のこれまでの価値観を修正したり、新しい価値観をとりいれつつ柔軟に対応していうことに迫られます。同じ会社にずっととどまればその発想すらありません。部署移動でメンバーがかわっても、結局同じ会社内での異動ですから、根本的な価値観の変革が迫られるようなことにはなりません。

井の中の蛙のまま、定年まで迎えるのか、それとも勇気を出して新しいバザールに飛び出すのか、あなたの決断次第といっていいでしょう。

ただ、転職すればいいというものでもありません。地域のサークルだったり、副業だったり、セミナーだったり新しい出会いはいくらでも見つかりますし、積極的に新しい人達と触れあることを試みるのは自分の成長に重要です。あくまでもなあなあの関係にならない緊張感のある関係が大事だということなんです。

③最大の固定資産!マイホームの危険

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最後の固定化のリスクは「マイホーム」です。これはよく論争されている賃貸派か持家かということになりますが、

正直ふつうのサラリーマンで持家を持つのは危険すぎます。

一つは、資産ポートフォリオが家を購入した瞬間に負債がほとんどになる上に、不動産が9割以上を占めてしまい、いびつなポートフォリオになるからです。

さらに、家を購入した瞬間に資産価値は下がるので、20年、30年あとに販売しようとしても、鉄道建設の計画が浮上するとか、五輪などのビッグイベントが住居圏開催されるとか、そういったよい意味でのアクシデントがない限り、確実に、資産は目減りしていきます。

さらに、災害などで家屋が損壊する恐れもあります。家族の構成もかわるたびにリフォームしていかなければいけません。

もちろん夢は庭付きマイホームというのが多くの日本人の夢だと思いますが、今の時代にそこまでマイホームにこだわる必要があるのかと疑問です。今後はリモートワークも増えていくわけですし、東京一極集中も緩和され、地方移住も加速していくと思います。だったら、複数の拠点をもって働きながら居場所を転々として生活したほうがより充実した人生を送れる気がします。

同じ場所ずっと固定化して住んでいも何も新しい発見はありませんし、新しい出会いも少ないと思います。

東京が今後同じ影響力を保持しつづけることは困難ですし、もっと身軽になりつつ人生を駆け抜けていきたいと思いませんか?

私も今は東京に住んで成熟企業に勤めていますが、今後は複数の拠点を持ちながら、フリーに自分の時間を生かせる仕事を模索していきたいと考えています。

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