みなさんおはようございます。孤独のサイコマンです。今日も天気がいい!ですが、花粉がすごいです。私も目が真っ赤ですが、内科でもらった目薬をさしても全くきかず途方に暮れています。
いよいよ、春が近づいてきました。新入社員のみなさんは新たな出会いと人生のスタートに胸躍る日々でしょう。また、来年に向けた就職戦線はもう始まっています。また、転職を目指す方々も企業研究にまい進してるでしょうか。私が最初入社試験を受けたのは2000年代初頭です。その頃は就職氷河期真っ最中で、100社受けて受かったのは1社だけでした。今でも最後の1社の内定の連絡をもらったのは覚えています。高田馬場のビッグボックスの2階の踊り場で友人と遊んでいたときに「これで終わった。もう大学生活は遊びまくろう」と決意したのを覚えています。(結果的にはこの会社はやめてしまいましたが。。。。)
そのあと、私は2回転職しており、いずれも一発で合格しています。どちらも名前を聞けばだれでも知っている大手企業で平均年収は1000万円をどちらも超えています。(コロナ禍でどうなるかわかりませんが、、、)
これまでの人生でやはり就職活動というのは相手の基準にあわせてある程度戦わなければならず戦略が必要です。さらにいうと最初のというか最大の関門のエントリーシートは今の受験生のみなさんの頭を悩ます最大のものでしょう。私の経験から初心者向けですが、どうしたらエントリーシートの通過率が上がるのかきょうは解説していきたいと思います。
大きく分けると三つやってはいけないエントリーシートの書き方があります。一つずつ解説していきます。
①字が汚い。また紙面一杯にギチギチに書く。
一番いけないのは字が汚くぎっちぎちに文章を書くことです。私も最初大学生のころは結構埋めればいけるという発想でとにかくギチギチに詰め込んで書き込んでいましたが、入社して人事部のみなさんといろいろと話をする機会がありましたが、大体3社の人事部のみなさん口をそろえて「字が汚いと大体スルーする」と言っていました。
なぜなら、大手企業の場合、志望者は数千人、時には数万人に上ることがあり、それをわずかな採用期間の中で少ない人事部員が一つ一つチェックしているわけですが、全部細かく目を通せるはずがないそうです。やはりどうしてもななめ読みになりますし、読みやすいESの方が自然と滞在時間は長くなるそうです。
ただ、みんながみんな字がきれいというわけではないと思います。私も「どうしてこんな宇宙人みたいな字がかけるの」と何度も馬鹿にされるくらい字は汚いです。しかし、それでも丁寧に意識をして書けば相手には伝わります。その姿勢を含めてESは見られていると思ってください。
とにかく分量としては一つの項目で全体の8割程度でゆったりとスペースを生かして書くことです。もちろんギチギチに書いて熱意を伝えようとする作戦もありますが、それだって昔なら通用したものの、いまは下手したらAIがエントリーシートを読み込んで、論理の展開や文章構成力などからはじかれてしまう可能性もあります。ですから、まずは読みやすさを心掛けることです。普段の書面でのやり取り、大学でもいいですが、提出物について、大学の教授ともそういった読みやすさについて話をしてみるのも勉強になると思います。
②エピソードに仕掛けをいれない人
エントリーシートの最大の勝負どころである 自己PR、志望動機、自分の最近の関心事、会社でやりたいこと、
などエントリーシートの右側の欄について、みなさんおそらく自分のこれまでのエピソードを入れながら構成することが多いと思います。大学の部活、海外旅行、ボランティア、バイト・・・・などこれまでの経験をぶつけて、それを基に構成するのがベストですが、ここで、一番大事なのは「すべて種明かしをしない」ということです。なぜなら、面接というのはエントリーシートを基に話が進んでいくからです。エントリーシートを見ながら面接官は聞きたい部分をあらかじめ用意してそこにテンポよく質問をぶつけてきます。その中で、「おやっ」と思わせる仕掛けを用意しておくと面接を有利に進めやすいです。私はよく実家が自営業だったので、自営業の手伝いの話を書きましたが、その中で、お客さんとのトラブルのエピソードを結構使っていました。ただ、トラブルをそのまま全部書いてしまうわけではなく「そこで、私はある工夫を一つしてみた。すると、顧客からは血の気がスーッとひいてまるで別人のように笑顔でその場を去ったのである。私は確信した。「こうした方法を使えば、人間の怒りというのは収まるのだと」という風に種明かしは面接で、、、ということにしておけば、必ず面接官はその部分を聞いてきます。
エントリーシートは全部詳しく細かく種明かしする場ではないのです。あくまでも映画のエピローグ序章にすぎないのですから、公開予告篇程度におさめておくのが一番です。
③志望動機と自己分析をリンクしていない
人事面接で一番見ている項目、それは「志望動機」です。
間違いなくここがダメだと落ちます。それは恋愛でもそうでしょう。好きな異性がいて、「私の(俺の)どこが好きなの?」と聞かれたとき「見た目」「オカネ」とかいっていたら振られます。それは外形的事実だけいわれるのが人間は嫌いだからです。承認欲求というのがあって内面をみないとその欲求は満たされません。ですから、まずは企業研究を徹底的に行うこと。好きな異性についても成功確率をあげるには、趣味、出自、仕事、嫌なもの、など調べますよね???それと一緒で、企業も同様に、特徴、得意な分野、不得意な分野、社風、社員の性格、福利厚生、モットー、など調べまくるのです。その上で、自己分析し自分能力がどういう風に企業についてプラスに作用するかということをアピールします。それがリンクさせるこということです。志望動機と自己分析がリンクできていないとこのあたりをあやふやに答えることになり、確実に人事部員は不審な顔をしはじめます。ですから、ここで間髪入れずにはきはきこたえられるkが明暗を分けます。敵を知り己をしれば百戦危うからずということわざがありますが、現代においても必ず必要なことなのです。これは人間関係においてもすべての基本になります。
リサーチは大変ですが、興味がある企業なら苦にならないはずです。いやいややっている時点でその会社に入ってもろくな未来は待っていません。いますぐべつの企業を探したほうが賢明です。
まとめ
以上3点エントリーシートで失敗する特徴3選をお伝えしてきましたが、エントリーシートは人に聞いてもうまくなりません。自分で試行錯誤して上達するものです。文章と同じです。考えて考えて書き抜くしかありません。とにかく数を書いてください。そのなかで、インプットとアウトプットを交互に繰り返していけば洗練された内容に昇華していきます。やりたいことが見つからないとか行きたい企業がないというならば、業界からまずは広い視野で検索するといいでしょう。ちょっとでもひっかかかるならば、そこから企業研究をしてみるといいです。最初はもちろん有名企業だからとかでもいいですが、企業研究をすると実は意外な一面があったりするので、そこも就職活動の醍醐味です。企業というのは日本の縮図ですから、企業研究は別にしても損にはなりません。将来は株式投資や転職においても役に立ちますし、起業するうえでも大事な情報となるでしょう。資本主義社会の縮図ともいえる株式会社の研究は人生において役に立ちますので、ぜひ一生懸命やってみてください。
私も2回転職してまだ本当にやりたいことなのか日々考えていいますが、考えることが生きていることなのです。ぬるま湯につかって楽な仕事に楽な人間関係ほど堕落していえることはありません。苦しいことの先にこそ、冷たい水の中に入ってこそ、見えてくる世界があります。ぜひ大いなる野望をもって就職活動頑張ってください。
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